2008年07月23日

転生。




深く湿った闇の世界から、

つかの間の「光と熱」の溢れる空間へ、

それはほんの二週間ほどの『空蝉(現身)』。

拙く身体を支える枝はニセアカシヤ。



きっと、今年の世界に出でた油蝉は、

目と鼻の先に立つ「からっぽの木」に向かって

迷わず飛んでいったのかもしれません。

そのわずかな時間を謳歌するかのように・・・。








http://fujihige.dyndns.org/2008NEW/20080721_00A.jpg


  


Posted by ひげ at 00:01Comments(4)からっぽの木