2008年07月19日
『夏の使者』
膨大な湿度と、
後頭部に響く気温。
風はぬるく、
夜の寝返りの回数を後押しして、
コンクリに降りた雨は、
只、その不快感のグラフを押し上げる。
温暖化の言葉を連呼する最近、
はたして「この国の夏」は、
招かざる季節なのでしょうか・・・、
い、いや、この季節が在るからこそ秋が際立ち、
冬の風の冷たさが身を叩いても、
やがて訪れる春のありがたさが心に染みる。
齢により以前より「夏」を敬遠することはあっても、
「四季」という料理を際立てるこの夏とい名の
柑橘系の「調味料」は、
いまこの時間を耐え身に受けることにより
「一年の縁取り」をこころ新たに際立たせてくれるのかもしれません。
さてさて、明日はゲントで『崖の上のポニョ』を一番で・・・。笑
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