2014年06月30日

からっぽの木とビーカブ、そして上昇気流














梅雨の晴れ間の青空は、


澄んだ空気と深い藍。


そこから初夏を思わせる強い太陽光が降り注いできます。


ここ清水ヶ丘公園の「からっぽの木」も


枝先の葉を一層緑濃く茂らせて


「ゆず」のプロモーションの頃とは


比べ物にならないくらい木も育ちました。


特に、公園関係の方たちが勢いの衰えたこの木に


黒い養生シートを被せて「あの穴」も見えなくなり


根から少し離れた何箇所かに肥料か薬剤を入れてからは


格段に「からっぽの木」は大きく成長しました。








このカットは壁紙用も作りました。





結果的に以前の「からっぽの木」の「あの姿」とは


だいぶ装いが変わってしまいましたが、


木本来のことを考えれば


枯れたり、大風で倒れたりするよりは


これで良かったのでしょう。


現に数年前には「からっぽの木」のすぐ近くの木、


樹高十メートルほどのニセアカシアが


台風で倒れてしまったことがありました。






また、この木の周辺の木々も月日の経過と共に成長して、


丘の上に形良く立っていた「からっぽの木」を


現在では同じ高さくらいとなり


「からっぽの木」単独ではない景色に観えます。


よって、写真を撮影しても


昔のような「丘上の一本の木」という風情は


北西側の階段側などの一部の場所からしか写せなくなりました。


今回の画像でも右奥の桜の木が押しています。





山々の森や林、町並みや人も


時間の経過とともに少しずつ形を変えて行きます。


その変化はなかなか気づき難いほどゆっくりとしたものですが、


確実に姿を変えてゆきます。


私たちが写し留める多くの画像も


数年の時間をおいてみれば


すべてが変化しています。





私たちは「あの頃」に戻り、帰ることができないからこそ、


少しずつ去ってゆく今この瞬間を


手元に写し留めることを希望して、


シャッターを押す指先に力を込めるのでしょう。































今年の夏はもうそこまで、




南から上陸を待っているのです。

















 
 




  


Posted by ひげ at 20:09Comments(0)からっぽの木

2014年06月29日

Rain















雨の季節の花々はどこか儚い


淡い青の紫陽花が


少し頭を傾けて


道行く人を見つめている。





昨日は小庭に伸びた竹や


山茶花や榎木に絡んだ蔦を


結構な勢いで剪定しました。


そして紫陽花を一花


部屋の花瓶に移して


室内でも「梅雨の味わい」です。





この鬱陶しい雨の季節も


この国の木々・草花が育つのに必要なもの。


日本の一級河川の数は約14000で


先進国の中では稀有の数だそうです。


水が少なく、大変な手間を掛けている国は


とても多いそうで


改めて考えてみますと


「・・・を湯水のように使う」などと


残念な習慣もあります。




そんな水を豊かに蓄えて流すための山々、


近年、日本の山林を他国資本が買い占める


そんなニュースも頻繁に見かけるようになりました。


恵まれていると気付かないのは


人の悪い癖かもしれません。


無くなると改めて


その大切さに気付くものです。













先ほどまで聞こえていました雨音もいまは静かになりました。


本日はお昼くらいから雨は上がる予定で


そうしたらビーカブで買出しに出かけようかな・・。

















Rain Priscilla Ahn
https://www.youtube.com/watch?v=K9eZiQAxaHw

前出ですが、プリシアの「Rain」は雨の季節にとても良いですね。










Volkswagen New Beetle Cabriolet TV Commercial
https://www.youtube.com/watch?v=TLVtHXj-VSQ

こちらはNew Beetle Cabriolet のCF、KEVIN A BIDDLE の"Sunny"です。
http://www.cdjournal.com/main/research/-/705








おや、こんなCFも・・・。

http://youtu.be/6jLSUSqH55Q










  

Posted by ひげ at 07:52Comments(0)雑感

2014年06月28日

「休憩時間」

 
 
 












先日、幾つかの写真集が手元に来ました。



仕事場で休憩時間にペラペラと捲っています。



すべて東京都写真美術館で展示会を行ったものです。

http://www.syabi.com/






画像上から


「この世界とわたしのどこか」
http://www.syabi.com/contents/exhibition/index-1716.html








「甦る中山岩太 モダニズムの光と影」
http://www.museum.or.jp/modules/im_event/?controller=event_dtl&input%5Bid%5D=55340





「第4回恵比寿映画祭」
http://www.cbc-net.com/event/2012/01/yebizo/





「こどもの情景」
http://syabi.com/contents/exhibition/index-1351.html





「夢の光 田村彰英」
http://syabi.com/contents/exhibition/index-1591.html





「江成常夫写真展 昭和史のかたち」
http://syabi.com/contents/exhibition/index-1382.html








明日朝は、いつものようにNHKの「日曜美術館」を観ましょうか・・。

http://www.nhk.or.jp/nichibi/













  

Posted by ひげ at 07:37Comments(0)気分転換

2014年06月26日

「浅間そば」














以前に、このブログで幾度か


私の蕎麦好きについて触れたことがあったかと思いますが、


お蕎麦の画像をアップしたことはありませんでしたね。





もう十五年くらい、ほぼ毎朝、


京浜急行の平和島駅のガート下にあります


「浅間(あさま)そば」という


立ち食いのお店で蕎麦を手繰っています。


http://tabelog.com/tokyo/A1315/A131502/13059280/

















このお店は立ち食いでは珍しい「きしめん」も扱っていて


きしめん専用の汁も別に用意されているお店です。


私は春菊蕎麦に生たまごを落として寒い季節は温かい蕎麦、


これからの季節は冷やしで食べています。






この近くには、もう閉店してしまった「大衆酒蔵 初音」や


立ち食いが数軒、呑み屋さんも幾つかあったりして、


平和島競艇が近いこともありまして


競艇の賭けで摩(す)った人たちがトボトボと歩いて帰る


所謂、「オケラ街道」と云われている界隈です。


摩った人たちには申し訳けありませんが、


なんとも昭和な、懐かしい響きではありませんか・・。








「大衆酒蔵 初音」には、一度入りたいと思っていましたが


そう思っているだけで年月が過ぎてしまい


残念にも閉店してしまいましたが、


暖簾越しに眺めた店内は、それは年期が入った懐かしいものでした。


そう、横須賀の「銀次」や、日の出町の「栄屋」のような雰囲気でしたね。




○横須賀「銀次」

http://fujihige11.hama1.jp/e1003641.html



○日の出町「栄屋」

http://fujihige11.hama1.jp/d2012-08.html





こういうお店を維持してゆくのは、とても大変な苦労があるのでしょうが、


私たちは、そういう場末のお店の雰囲気を「触媒」として


自分の子供の頃や、親の元気だった昭和の時代を心の中で垣間見ます。


その時代は、けっして豊かな時代ではありませんでしたが、


いまよりも将来に対して、何かしらの希望や可能性がまだ多かった時代です。


いや、言い換えれば文化・文明の急速な変化に伴なう


「夢」が現在よりも多かった時代だと思います。






人は齢を重ねるごとに


その少なくなってゆく、自分の残る年月と時間に


ちょっとした絶望を感じたり


あきらめや、捉えどころのない無常を頭に過ぎらせたりしますが、


はたして、それだけを心に持っているだけで良いのかな・・。


私は何か別に、齢を重ねたら重ねたなりの


いや、重ねたからこそ見えるモノがあるのではないかと


最近、よく考えるのです。





若い頃から、駆け足で走り抜けて来て


飛び越えてきたその歩幅の間にあった


あの頃の自分では気づかなかった「人の気持ちの機微」。


或いは、若い頃の脂ぎった食事に慣れた自分の舌の、


その味覚が加齢とともに変化して


薄味の出汁の素晴らしさ・美味さを見つけたときの驚き。


微風で揺れる枝先の葉々に感じる季節の移ろい。


ひとり布団で手足を伸ばして小さく味わう「ささやかな幸せ」。


それらは、「所有物」として人と比べるのではなく、


目に見えないけれど、胸の奥に確実に存在し、


ふとした瞬間に、胸の奥で共振して広がる気持ちと充実感。


それが例え手元で手繰る一杯の蕎麦であったとしても同様だと思います。





私にはなかなか、うまく表現することはできませんが、


そんな、形の無いものへ心がシフトして来る・・・。


なんか、とりとめもなく散文化した文章ですが、


そんなことをいま、私は考えるようになってきているのです。








ここ三日ほど、仕事しているビルでロケが続いています。

そう、幾つかのフロアはロケ用のレンタル・スペースなんです。

今日は新しいドラマのため竹之内豊が来ていた。



  

Posted by ひげ at 22:57Comments(0)

2014年06月25日

祝「圏央道」6/28(土)








http://www.ktr.mlit.go.jp/honkyoku/road/3kanjo/progress/index.htm








雨上がりに吹く風は気持ち良い涼しさを連れて来ます。


このところの急な雨も


まだ六月ですからそれなりの低い気温に留まってくれています。


灼熱の夏が来る前の、一息つける時間です。





私はここ十数年、ほぼ毎年秋に軽井沢訪れるのですが、


行き帰り共に横浜~八王子間の渋滞に悩まされています。


特に行きでは高速の「圏央道」に八王子で乗るまでに


下道などを使って結構な渋滞にあってしまい


結果的に関越に乗ったときには


そこも渋滞・・・という悪循環にずっと悩まされていました。


おおよそ横浜の自宅から軽井沢まで約三時間強、


渋滞にハマりますと四時間弱の時もありました。




さて、その「圏央道」が延びたことによりまして、


いよいよ、この週末の6月28日(土)、


東名高速の海老名まで繋がります。


これにより事故渋滞さえなければ30~50分は


従来より時間短縮できそうです。


この開通計画はかなり前からあったのですが、


用地買収やらなにやらで


やっと開通にこぎつけました。




上手くゆけば二時間台で軽井沢まで行ける・・♪♪♪


当然、中央高速にも圏央道は繋がっていますから


清里や小淵沢方面にも格段と便利になります。


さて、来週末はちょっと足を延ばしてみようかな・・・。












http://www.ktr.mlit.go.jp/honkyoku/road/3kanjo/kenoudo/kanagawa.htm

http://www.ktr.mlit.go.jp/honkyoku/road/3kanjo/kenoudo/

http://headlines.yahoo.co.jp/hl?a=20140625-00000003-impress-ind








 



 














  

Posted by ひげ at 21:02Comments(0)軽井沢

2014年06月24日

ミュージカル「Sister Act (天使にラブソングを)」
















六月、私の勤める会社は一年で一番忙しい時期です。



普段なかなか自由にならない時間に捉まっているのですが、



そんな間隙を縫っての観劇感激シテキマシタ・・・、・・・、、、ハイ(汗)






先日、帝国劇場でミュージカル「Sister Act (天使にラブソングを)」を



オープンカー仲間のIWANOFUさんのご厚意によりまして



観覧の運びとなった次第です。IWANOFUさん有難うございました。






このミュージカルは1992年、あのウーピー・ゴールドバーグ主演の映画で



大ヒットした「天使にラブソングを」をリメイクしたもので、



帝劇が満員となるほどの活況の中、



素晴らしく美しいミュージカルでした。



いままで観た中でベストと言っても良いでしょう。



演じる出演者たちの顔ぶれも豪華で



俗世間を暫し忘れた三時間でした







人は穏やかで



何事も問題の発生しない毎日を心から希望しますが、



時には、一服の刺激的な栄養剤によって



その日常を際立たせることにより



改めて、その「平穏な日々」の有り難さを自覚いたします。



私にとって「Sister Act 」は、



そんな良薬のようなミュージカルだったと思います。



とても充実した時間でした。












http://www.tohostage.com/sister_act/













  

Posted by ひげ at 21:11Comments(0)気分転換

2014年06月23日

君の心へつづく・・・










 
 
 

・・・・・と、いう歌い出しの曲が、お気に入りでしたあの頃・・・。




振り返ることばかりではないけれど、




久しぶりに辿る青い夕暮れにも、




目を細めるものがあります。




さて、もう一杯だけ流し込んだら・・・・・

























 
 








  

Posted by ひげ at 21:07Comments(0)横浜夜景

2014年06月15日

人形が語る様々な母の姿  福田朝子創作人形展








素朴で懐かしく、暖かく穏やかな創作人形たち。
まるで動き出しそうな一瞬を捉えています。







横浜の桜木町生まれ、



そして私の母と同じ小学校。



素朴で身近で懐かしい姿を作り出す、



そんな人形作家を知ったのは数年前のことです。



その作家、福田朝子さんが



横浜の人形の家で展示会を開催する事を知り



久しぶりに館を訪ねました。



この人形展のテーマは「母」。



『人形が語る様々な母の姿』



という催しです。






福田さんの手による人形は、


昔から身近にいたお婆ちゃんたちや子供たちです。


その表情と服装、そして仕草や目線から


今の日本人に失われつつあります


不安を黙々と受け入れ耐えて


尚且つ、明るく逞しく生きる


そんな素朴で冴え冴えとした姿があります。


人形たちの周りを包む空気感が


「景色」から見て取れます。


あの「懐かしい昭和」の良い記憶部分が蘇るのです。






横浜のマリンタワー隣で開かれています


横浜人形の家での『人形が語る様々な母の姿』の展示は


7月13日(日)まで開催しています。


入場は大人400円、駐車場を利用すれば、


一時間500円分で大人一人分が無料になりました。


この機会に、一度訪れることを私はお勧めします。


あ、私の行った当日、この作家さんも来ていました。











http://tomokodolls.hahaue.com/














































http://digitalpr.jp/r/7810

横浜人形の家開館28周年記念企画
人形が語る様々な母の姿
ー福田朝子創作人形展ー



http://www.doll-museum.jp/?p=173


http://www.doll-museum.jp/wp-content/uploads/2014/05/fukudatomoko_0515.pdf









































  

Posted by ひげ at 22:05Comments(0)横濱

2014年06月15日

「アナと雪の女王」



 
 
 
 








封切りから、だいぶ出遅れてしまいましたが、


「アナと雪の女王」を土曜日に観てきました。

http://ugc.disney.co.jp/blog/movie/category/anayuki


思った以上に素晴らしく良かった。


最近観た映画の中で一番良かったかもしれない。


上映期間内に映画館で観てよかったです。


エンディングクレジットが膨大に長かったのは、


CGに係わる「手間」の多さを語るようです。


ここまで表現が可能である、でも、これだけ人手と時間がかかる・・・。


この映画、ディズニーの90周年の記念となる力作は、


アンデルセンの童話「雪の女王」を原作・ヒントにした


ダブルヒロインの「アナと雪の女王」。


人は真っ直ぐで嘘がなく


そして儚げな弱みを持った者に共感と理解を示すという


そして仮想の王室のお話し。


ある意味、王道といえるストーリーですが、


わかりやすいストーリーに対して


膨大で物凄い画像情報が込められています。


何年もの手間をかけた発想と技術、


どのカットをみても凄く勉強になります。


良く見ますと左の日本版に比べて


本国版は若干明るいように見えます。


歌詞を入れた人が手を入れたのかも・・。









https://www.youtube.com/watch?v=cvj3-MZO9Tw&list=RDk-FFdYoq2r8&index=2

https://www.youtube.com/watch?v=bvvxdie1F5k

http://video.search.yahoo.co.jp/search?p=Disney%27s+Frozen+snowball+fight&ei=UTF-8 
 
 
 
    
 
            
                   

  
 
 
 
 
 


 
 
 
そして、「絵」の世界はかくもおもしろい・・・。


描き方の参考になりそうです。







https://www.youtube.com/watch?v=1E82SF1BSKM













https://www.youtube.com/watch?v=maW0KmHs_sM














https://www.youtube.com/watch?v=tKZPgTTNGdA




 
 
       
                  
             
                   

 
 


























ダブルヒロインといえばジブリの夏の新作


「思い出のマーニー」もダブルヒロインだそうで、


映画冒頭で紹介されたコマーシャル「思い出のマーニー」の


テーマ曲を歌うプリシラ・アーン 「Fine On The Outside」が


とても良かったので手に入れたらカブリオレで聞こうと思っています。


http://marnie.jp/music/index.html




素朴な彼女の歌声はこちらです。

https://www.youtube.com/watch?v=K9eZiQAxaHw

https://www.youtube.com/watch?v=msymG-0_5b8

https://www.youtube.com/watch?v=CBs1QoiEXqA





 
 
 
 
 
  



  

Posted by ひげ at 07:34Comments(0)映画

2014年06月10日

「近況」として














見上げれば七重八重に折り重なる梅雨の雲、

既に芽吹きの季節も過ぎて

枝先の葉々の緑も週をひとつ越える毎に濃くなってきました。



陽射しが少なくても気温は上がり、

湧き上がる湿度に紫陽花や草木は手足を伸ばし

六月は早くも半ば近くですね。



梅雨の晴れ間に舞う揚羽や勝ち虫(蜻蛉)の姿も沢山、

住まいに隣接する清水ヶ丘公園に登る228段の階段も

汗なしには上がれません。



でも、登りきった高台の場所から観る景色は格別です。

本牧や磯子方面の丘の向こうは東京湾、

そこから渡ってくる東風は途中で潮が抜けて

この場所に吹き上がってくる風はさっぱりとして、

とても気持ち良いのです。



深い木々の中には巣立ったばかりの若鳥たちが

親鳥に餌をねだったり

風が強く吹くと葉々が触れ合ってざわめき

仕事場である東京とは隔絶された自然の景色があります。



野良な猫たちは兎も角、

百足(ムカデ)や蝮(マムシ)、青大将は歓迎しませんが、

狸(タヌキ)や土竜(モグラ)にハクビシン、

台湾栗鼠(リス)は子連れです。

コゲラなどのキツツキや猛禽類、

可愛らしいシジュウカラやメジロたち、

鶯(ウグイス)も綺麗に鳴いてくれて

228階段には数年前まで大きな蝦蟇(ガマ)蛙がいました。



蝶の種類も多くて

ナミ揚羽(アゲハ)だけでなく黄揚羽に黒揚羽、

烏揚羽に青筋揚羽に紋黄揚羽、

ゆっくりと舞う三筋蝶やゴマダラ蝶、

忙しく飛ぶ黄蝶・シジミの類。

温暖化により北限をどんどんと更新している長崎揚羽や

中国方面からの外来種であるアカボシゴマダラ。



熊蝉も最近では夏に鳴き始めています。

水辺で羽化した鬼ヤンマや銀ヤンマ、

そういえば何年か前にブログに書いたかもしれませんが、

珍しいヤンマが玄関にとまってました。



玄関を開けると遠くに富士山。

足元にはハンミョウや米搗虫たちが驚いて右往左往しています。

子供の頃には幼生のハンミョウの穴に細長い草を入れて遊びました。

コメツキムシは仰向けにすると首と胴体を強く自ら弾いて

勢い良く元に戻るから米搗虫(コメツキムシ)。



階段上、公園の見晴らしの良い場所にはシロツメグサや

精霊蝗虫(ショウリョウバッタ)がいます。

この飛蝗(これもバッタと読む)は別名「米搗蝗虫(コメツキバッタ)」といわれるのは

一番長い二本の足を持つとペコペコするからです。

もうひとつの名は「機織(ハタオリ)バッタ」というのも

同様の動作からです。



あ、シロツメグサは別名クローバーですね。

階段上の南太田四丁目公園の見晴し場には

シロツメグサの群生があり、

「四葉のクローバー」が多く取れます。

実は、四葉はひとつ見つけると同じ株や近くの株に

何故か四葉のものが多いのです。



四葉以上に葉数のあるものも珍しいながらあって、

三つ葉:幸せ
四つ葉:幸運
五つ葉:金運・厄よけ
六つ葉:人気運
七つ葉:最大の幸運
九つ葉:高貴
十葉:完成 成就
十一葉:無限の愛情
十二葉:宇宙 真理

と、言われているそうですね。

なお、ギネス世界記録認定の最多記録としては56葉が認定されています。

なにやら見た目が気持ち悪い・・。



そしてその葉に良くとまっている緑色の負蝗虫(オンブバッタ)、

いつも下の大きいのが雌で、

上に申し訳なさそうに乗っているのが雄です。



そうそう、昔の横濱の子供たちは小さなマッチ箱に

蜘蛛(クモ)を入れて持ち寄り、

強い蜘蛛を競い合う「ホンチ遊び」がありました。

今は一年中、部屋の中で蚊や小蠅を捕ってくれるホンチが数匹、

私と同居中です。笑



そして今も夕方、階段上では蝙蝠(コウモリ)が飛び交って

小さな蛾などの昆虫を食べています。

この界隈には戦時中に掘られた防空壕が幾つかあります。

きっと蝙蝠たちはそこに住んでいるのでしょうね。

この辺りはそれらの動物を包み込む樹木がとても多い。

注視しないと気づかない人も多いけれど、

自然がまだまだ残されているこの界隈。

ほんと、仕事場から帰宅の小径を歩くと「ホッ」とします。



ほんの少し離れた住吉神社の裏手の湧き水には

子供の頃には沢蟹がいて

その並びの高い木には国宝の法隆寺「玉虫厨子」で有名な

玉虫が飛んでいました。

国宝を忠実に再現した「平成版 玉虫厨子」が話題になったのは

今から六年前でした。

http://www.asahi.com/culture/news_culture/OSK200803010095.html

まあ、いまだ玉虫やクワガタ、カブトムシは時々玄関に落ちています。



最近思うのですが、

私自身は自然の中で過ごすことがとても好きで

自分の心と体調を維持するのにとても適している環境ではないかと・・。



夜、樹木が出す酸素だけでなく

排気ガスなども浄化して地面に落としてくれる。

寝室のサッシを開ければ

網戸越しに新鮮で涼しい空気が「サッ」と部屋に流れてきて

そのありがたみはエアコンの比ではありません。



夏夜には網戸の向こう側から

藪蚊が入れろ入れろと舞うけれど

自然風の美味しさは格別なものがあります。

そんな中で呑むお酒のうまいことうまいこと・・。笑





・・・えっと・・・、何のお話でしたっけ。汗

ま、まあ、そんなこんなの毎日の時間が

相変わらず流れています。

そしてその時間に渋るでもなく焦るでもなく、

あえて淡々とした毎日です。

季節や事象、社会や身近なものはどんどんと変わって行きますが、

私は変わりません。



むしろ変わったといえばお酒の量が少なくなったり

あまり遠出しなくなったり、食べる量が減ったり、

じっとしてボーッとしていることが多くなったくらいかな。

ほら、よく街中で見かけるでしょ。

ベンチに座ってボーっとしているお年寄り。

あれですあれが今の私。

それが結構、愉しいんだな。何故かわかりませんが。笑


えっ??


あぁ、長かった・・ですね。深々

































さあ、明日も頑張らず無理をしないで歩いて行きましょ♪♪

ゆっくりと、自分の歩幅で・・・。













  

Posted by ひげ at 20:05Comments(2)横濱

2014年06月08日

『Happy』






https://www.youtube.com/watch?v=X3iBooZFCOE&index=1&list=PLNF3-8QkvKppZtIfeUl2WFmZLgPOwAQtA



先日来、何度か旧バラ荘の相馬さんから聞いていたお話し、


「ちょっと面白いミュージックビデオがあります・・。」と、


あの「S字」のカウンターのモニタで見せてもらいました・・延々と・・・。笑


帰宅後、少し調べてみましたら


それはアニメ映画『怪盗グルーのミニオン危機一髪』の


サントラとして制作されました


『Happy』という4分ほどのシンプルな曲に合わせて


各所で撮影された膨大なビデオをなんと24時間つなぎ合わせて


延々とダンスシーンが展開するミュージックビデオだそうです。


まあ、詳しいことは以下のURLに書いてありますが、



http://japa.la/?p=26041



歌詞の要旨は、くよくよしないで幸せを感じたら手をたたいて


前向きに生きましょう! 的な内容です。








http://24hoursofhappy.com/







そして現在、そのミュージックビデオが世界各所で撮影作成される


ひとつのムーブが生まれつつあるようです。


勿論、国内バージョンも幾つか見ることができます。










https://www.youtube.com/watch?v=k-FFdYoq2r8
















○"KOBE OSAKA KYOTO Version"
https://www.youtube.com/watch?v=jtTYkDPmhFk












○"Tokushima Version"
https://www.youtube.com/watch?v=rYHOtOO2LtI












○"Tokyo Version"
https://www.youtube.com/watch?v=sF3JbaN1r2c
















それは、まるでAKB48の「恋するフォーチュンクッキー」の

各地バージュンのようですね。






https://www.youtube.com/watch?v=Q6646zALMBw






そして、そして、な・ん・と・・、

『Happy』の横浜・野毛バージョンも静かに深く・・・ら・し・い・・・。



この画像だけはフェイクでございます。】

















  

Posted by ひげ at 10:24Comments(0)雑感

2014年06月03日

ENJOY ZOU-NO-HANA 2014 PORT KITCHEN







この象のお鼻が動くんですよ。
なぜか水色のザ・ビートルも・・・。









今年の「横浜開港祭」はイベント盛りだくさん。



月曜の夜には花火大会もありました。



「ラリー TOKYO YOKOHAMA」で二日目は



クラシックカーが三浦半島を一周したり、



山下公園前の海でカヤックのドラゴンレースが開催されたり、



横浜中でいろいろなイベントが開催されていました。






さて、私はといえば



日曜の午前中だけ時間が取れましたので、



「象の鼻パーク」で開催されました



フランスのイベントを覗いてきました。



いつも週末に寄っていますフランス惣菜のお店「ル・トレトゥール オグロ」や、



美味しい酵母パン「ON THE DISH」、「TOAST」、



そしてサンドイッチの美味しい「本牧館」などが出店しました。





『ENJOY ZOU-NO-HANA 2014 PORT KITCHEN

-世界のみなとまちのキッチンから-』

http://www.zounohana.com/schedule/detail.php?article_id=247&type=archive






それにしてもこの週末はお天気も良すぎて最高気温は33度。



陽射しなんかは「真夏並み」でしたね。



ですからビーカブも屋根を開けた時間はほんのわずか、



それでも結構、顔が焼けてしまいました。



狙っていました「象の鼻テラス」の「ソフトクリーム」も



この暑さのせいで長い列が出来ていて断念。



暑さを避けてビーカブも日陰を求めて大桟橋の駐車場に停めました。























ル・トレトゥール オグロのご主人です。

















































クローネンブルグ1664











カボチャの冷製スープ、自家製ローストビーフ、
三種オリーブのプロヴァンス風、ともに美味しい!!


































これが象の鼻テラスの可愛いソフトクリーム。















少しお疲れでCAFE Ryusenkei(移動式カフェ)の
ペリエを使用したジンジャーエールを飲みながらの休息。
暑かったですが、愉しい時間でした♪♪

http://cafe-ryusenkei.com/










  

Posted by ひげ at 19:20Comments(0)横濱

2014年06月01日

「夏の予感」





















この週末の「からっぽの木」です。




横濱の気温は33度近くまで上がり




陽射しは早くも初夏のようです。




でも、この丘に吹く風は涼しかった。




ここ数日の食事に残ったパンを砕いて




丘上から投げると




鳩たちが勇んで集まってまいりました。




すごい食欲でした。









さあ、また、




夏がやって来るのですね。









































































  

Posted by ひげ at 21:07Comments(0)からっぽの木横濱