2010年01月31日

『今日という一日』を振り返って










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穏やかなこの週末、

幾つものお誘い・集まりに後ろ髪を引かれながら、

土曜日はチーママさんの誕生日でしたので

昨年も行きました『苺』を目指して

ステアリングを南にきりました。

そう、先日に翠れんさん御家族も舌鼓を打った

津久井浜観光農園の甘く濃い苺でございます。

この週末にいろいろなイベントにお誘い頂きました方々、

すいませんでした。深々

でも、お蔭様でだいぶ体力も戻りましたょ。

流石、捥ぎたての力漲る「苺」の自然の力です。




さて横浜横須賀道路は

昨年の三月からより南の「馬堀海岸」まで延びて

より便利になっておりました。



「馬堀海岸IC」により海に直結した「横浜横須賀道路」。
http://www.e-nexco.co.jp/yokoyoko/














横浜横須賀有料道路の終点「馬堀海岸IC」は
いきなり視界に「海」が広がって来ます、これはとても「新鮮」でした。
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突き当たり左が横須賀方面、右は観音崎・剣崎・城ヶ島方面です。
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「横須賀美術館」前の岩礁には
穏やかな海の岩礁に多数の海鵜たちが麗らかな陽射しに羽を休めていました・・・。
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「お誕生日プレゼント」は津久井浜観光農園での甘い甘い苺の食べ放題。
今回は大ぶりでもとてもとても甘~い「紅ホッペ」という品種です。
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この場所は三浦海岸の先の金田湾、
その更に先の干潟のある一帯、風力発電用「風車」二基のある宮川公園の手前です。
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もう三十年以上この場所で撮影しておりますが、
ずっと変わらない景気です。
「変わらない景色」は最近少なくなってしまいました。
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さてさて、こちらは御存知、
ひげのHPのトップに使われている画像の撮影場所です。
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静岡側に雲がなければ富士山が望める場所です。
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静かなな湾に係留されるヨット達。
そう、ここはいわゆる凪の湾の油壺周辺です。
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さてさて、苺狩りで手に入れた煮崩れしない瑞々しい「三浦ダイコン」や
三浦ダイコンとアメリカやドイツのダイコンの交配によって作られた
「レディーサラダ」というサラダ用ダイコンが三軒分。
ビーカブの後席は八百屋さんの荷台状態・・・。爆
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そろそろ今夜の夕食、三浦ダイコンの「ふろふきダイコン」の用意を・・・。笑




 


●津久井浜観光農園
http://www.jakanagawa.gr.jp/yokosuka-hayama/kanko/index.html
http://miurahanto.net/place/walk/ichigo/index.html

●三浦ダイコンとレディーサラダ
http://www.ja-miurashi.or.jp/tokusan/daikon.html
http://nipponsyokuiku.net/syokuzai/data/043.html
 
  
 

















と、いうことで今夜の素朴で有り難い自然の恵みの料理。

レディーサラダとルッコラ、シメジのサラダは撮影の前に食べてしまいましたので、笑

ひげ風『ふろふき三浦ダイコン』(右)と泥牛蒡と地鶏のピリ辛煮込み(左)です。

食べるときに「有り難い!」と感謝しながらヒック・・・です。爆







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Posted by ひげ at 18:18Comments(4)オープンカー

2010年01月24日

『YOKOHAMA Holiday(神奈川県立歴史博物館)』






多くの方が意識する・しないに関わらず、

横濱には歴史の深く残る建物や

懐かしき景色が幾つも存在していて、

それがひとつの『横濱のイメージ』を形成しています。

それは東京や他の都市とはまた一味違う、

いわゆる日本という国の開国時代に密接した

横濱村の開港以降の外国との文化・風俗の波に浴した

その歴史的背景に他なりません。



そんな横濱に冬の休日に足を延ばす・・・。

季節はまだ寒い港風が頬に当たるけれど、

麗らかな春を希望できる暖かさに口元も緩みます。


今日の撮影は「神奈川県立歴史博物館」。

http://ch.kanagawa-museum.jp/


この建物の側面は、対するビルから午前の太陽光が反射して、

それはまるで「異国」のような光の強さと照度が降り注いでくる

私の大切な愛すべき撮影スポットでもあるのです。










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『ローマの休日』ならぬ『ヨコハマの休日』は
とても、とても懐かしい陽射しに満ちています。
今日から私のディスプレイの壁紙に・・・。


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○不朽の名作『ローマの休日』

http://www.roman-holiday.jp/intro/index.htm

























○『神奈川県立歴史博物館』
http://ch.kanagawa-museum.jp/
http://ch.kanagawa-museum.jp/tate/honkan.html



○開港前の「横濱村」
http://www.kaikou.city.yokohama.jp/kids/kids01_e_01.html

 
 
 
  


Posted by ひげ at 15:53Comments(2)横濱

2010年01月23日

南伊豆『BY-THE-SEA』







子供の頃から海が好きだ。

まだ歩けない頃から両親に連れられて湘南の海に遊んできた。

あのころはまだ横横道路もなく、

まだ太陽の上がる前の薄暗い時間に

海に向かってクルマを走らせている記憶がたくさんある。

横須賀の商店街の街灯が光り

米兵の運転するヤレたアメ車が蛇行しながら走り、

夏の蒸し暑い湿気が漂っていた。



季節は巡っても

いつも私の心の片隅には海の風とウネリがある。

とくに派手に遊ぶでもなく、

ただ波打ち際に椅子とパラソルを置いて

ひたすら「海を眺めている」。

そんな時間が一番お気に入りだったあの頃。

もちろん、いまでも変わらずに大切にしている時間。



でも新年になってもまだ海に行っていない。

これはとてもいけないなぁ。

うん。












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○南伊豆の「バイザシー」。
以前は紹介がないと宿泊できませんでしたが、
いまは大丈夫になったようです。
さてさて・・・この夏、誰かご一緒しませんか。笑


http://www.by-the-sea.jp/

http://www.by-the-sea.jp/Top.html














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Posted by ひげ at 23:37Comments(2)南伊豆

2010年01月22日

『それぞれの大黒(HCC95:大黒Pにて)』






月に一度の「大黒」は、

参加車も観覧のために来たクルマも、

或いは偶然にその場に居合わせたクルマたちも、

その午前のわずかな時間だけの「目の保養」と「ご挨拶」。



ほんの休憩程度の駐車のタイミング、

帰路に向かうクルマと擦れ違いに

駐車場に入ってくるクルマもある・・・。

そんなわずかな瞬間に共有する「お愉しみ」。

ここにはそういう愉しみを愛でる人達が

毎月第三日曜に集まって来る。




それぞれの大黒には、

それぞれの愉しみが宿るのです。











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Posted by ひげ at 23:10Comments(2)横濱

2010年01月21日

『こんにちは(HCC95:大黒Pにて)』








「出会い」と「ふれあい」に溢れる瞬間、

それは人生を更に豊かにしてくれる。

きっと人だけでなくクルマ同士も同じなのかもしれません。笑


そんな視点に包まれて・・・。












こんにちは!! 最近の調子は如何ですか??
こういう晴天は気持ちがウキウキしますねぇ♪
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忍び寄る右の妖しい橙色の男・・・、これは・・・ひげ本人だ!! 爆
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Posted by ひげ at 21:00Comments(2)横濱

2010年01月19日

2010年01月18日

『美しき赤(HCC95:大黒Pにて)』






飽和をきたしたといわれるクルマ社会。

都心部では交通網の普及により

クルマがなくても十分に生活は機能し、

維持費やステイタス性を含めてクルマ離れが進む現在において、

瞳に輝きを宿して

拘りのステアリングを抱いて握る人達がいる。



それは幾年も前からの憧れの持続であったり、

懐かしい景色への邂逅でもあり、

いまこの瞬間の自分への御褒美でもある。


或る意味、世界でも稀有とされる「大黒パーキング」に集う

『夢の集合シーン』。

そんないつもの第三日曜のHCC95でのオフに

拘りのクルマたちの姿を写しとめて・・・。









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[ 車輌はkaneda氏のFerrari348 ]






  


Posted by ひげ at 23:12Comments(6)横濱

2010年01月17日

『チョイとお遊び』。








以前にもちょいと遊んでしまった某サイト。

また遊んでしまいました・・・。

もちろん、後ろは「からっぽの木」。


誰ですか、ストレス溜まっているなんて言っているひとは・・。笑















さて、そろそろ出発です。






  


Posted by ひげ at 10:07Comments(6)からっぽの木

2010年01月12日

「木村伊兵衛とアンリ・カルティエ=ブレッソン」




愉しみにしている写真展。

『木村伊兵衛とアンリ・カルティエ=ブレッソン』が

東京都写真美術館で開催中です。

仕事柄、招待券を貰いましたので

以前より木村伊兵衛のコミュに席を置いているため、

これは外せないっ!!と、

思いながらもあとひと月を切ってしまいました。

期間は2009年11月28日から、

2010年2月7日の日曜まで・・。

木村伊兵衛のスナップ撮影は、

撮影される者が気づかないうちに何気なく撮影して、

それがとても素晴らしい芸術性と時代考証に優れる

戦前から戦後にまたがり活躍しました稀有な写真家で、

以前から気になっていた写真家のひとりでもあります。









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木村伊兵衛の「秋田おばこ」はその傑作のひとつ。

昭和28年8月のお盆の頃に撮影されたこのフォトグラフは、

今尚、写真の素晴らしさ・・・、

それは機材や派手な演出、

そしてデジタル的処理よりも

根源的に大切なことがあることを

素朴で意志をもった被写体をもって

強く私達に強く教えてくれます。















写真とは、今この瞬間を写しとめるだけでなく、

その時刻、その天候、

その場所の雰囲気や

その季節、その時代を知らず知らずの間に記録している・・。

それは自身の記憶の収納である一方で、

「意識の範囲を超えて」、

もっと広い意味での「何か」を切り取っているのかもしれません。







●『木村伊兵衛とアンリ・カルティエ=ブレッソン』

http://sankei.jp.msn.com/culture/arts/091223/art0912230846001-n1.htm








  


Posted by ひげ at 22:25Comments(4)写真展

2010年01月11日

『自由時間』









今、小庭の枝に挿した蜜柑にメジロが数羽来ています。

小さな身体で食欲旺盛、

いやいや、この寒さをしのぐのに糖分は欠かせないのかもしれません。

今日の横濱は曇り模様、

蜜柑を三つ、それを二つに割った

御馳走をどうぞ召し上がれ。

ヒヨドリが時折り、食べにくるけれど、

彼らの食べ方はメジロたちに比べると少し品に欠けます。笑

できれば慎ましやかに食してほしい・・。



今昼は大黒でのオフに短時間の参加。

横濱の最高気温は八度と、

真冬の集まりは早々の解散となりました。


さて、この「自由時間」、

昨日の同窓会で綺麗になった部屋で

昼寝でもいたしましょうか・・・。笑




 






















 







 





















 











転寝ののち、そんな一日の終わりは部屋のBARで・・・。笑











ツマミはタジン鍋・・・。むふっ





そして仕上げはハマカフェオフの帰りに購入したモトヤのロールケーキ。
今日は黒糖と胡麻のロールケーキで・・・。
押し付けがましくなく、素朴でほっとするお味。

http://www.e-loupe.jp/shop_b/index.html








左がプレーン、右が黒糖と胡麻。




















こういう一日も今日という一日。

それも記憶という部屋にそっとしまわれる・・。


そしてまた明日・・・・・。






 
 
  


Posted by ひげ at 14:14Comments(2)横濱

2010年01月09日

休日の『洗車』。





今日は大掃除の一日でした。

お部屋の膨大な本たちだけでなく、

所有するクルマも沢山洗車・・・。笑

明日に持ち越してしまったお掃除もありますが、

呑みかけのお酒も数十本処分して、

心穏やかにいま日本酒を呑んでいます♪


明日用の「ひげカリー」も作りましたし、

布団も日光に干して、カーテンもお洗濯しました。

さぁ、もうひと頑張りですっ!! 笑










以前の愛車も洗車して・・・。

 









ついでに数台、洗車しました・・・。


















 



昨年後半から読んでいた文庫やムックもとりあえずまとめて・・・。 











昼食は清水ヶ丘公園の食堂「がってん」の
長崎チャーメン(550円)は美味しかったです♪











「からっぽの木」も春のような空模様。
ひげはお天気が良いだけで楽しい♪♪











明日も良いお天気でしょう♪♪


 




 
  


Posted by ひげ at 21:23Comments(4)横濱

2010年01月08日

『隅田川七福神めぐり』その4


 
 
 
 












 
 
 
 
 
 




 





さて、何の画像だかわかりましたか?? 笑












 
 
 






答えは浅草の手ぬぐい屋さん「ふじ屋」です。
ここは小さいお店ですがとても魅力的な手ぬぐいが沢山あります♪

前述の画像は上から「めでたい」、「めくじら」、「かまわぬ」です。

http://ryoma.cantown.jp/cgi-bin/WebObjects/Cantown.woa/wa/shop?id=98


 
 
 
  


Posted by ひげ at 07:29Comments(2)七福神めぐり

2010年01月05日

『隅田川七福神めぐり』その3














昭和十二年(1937年)、

永井荷風が五十八歳の時に執筆した『墨東綺譚』。

文中、自身をあてはめた小説家大江匡は

「言問橋」をわたってお雪という女性に出会う。

出会いと別れを、季節の移り変わりとともに

美しく描き切っているこの荷風の私小説と云われる『墨東綺譚』。

その一節にも出てくる「言問橋」は、

戦前の美しくも哀しい小説の舞台となっただけでなく、

戦災の東京大空襲によって命を落とした

おびただしい人々の思いが残る場所でもあります。


知らず歩き過ぎる人もいれば、

今だ幾つかの思いを抱きかかえるようにして橋を渡る人もいる・・。

そんな沢山の思いを渡した「言問橋」に立つと

真っ白なユリカモメたちが只無心に餌をねだり

飛び集まってまいりました。


勿論、私が渡った「言問橋」でポケットに忍ばせていたのは

お雪ならぬ清酒「白雪」であったことは、

たぶん偶然のことでございましょうが・・・。




















続く











  


Posted by ひげ at 23:55Comments(2)七福神めぐり

2010年01月05日

『隅田川七福神めぐり』その2




遥か昔から「七福」とは、

人の本質で最も尊い「宝」とされていた

寿命、裕福、人望、清廉、愛敬、威光、大量の意だそうで

室町時代後期に上記を神仏・聖人にあてはめて

『七福神』としてその象徴としたそうです。



いずれの言葉も人が徳を得て生きる上で

本来必要とされる「自身を律する心」ではないのかな・・。

もし努めずして、自身が自然に振舞えるようになったら

それは素晴らしいことに繋がってゆくはず・・。


とまれ古来、人が福や幸せを求めるにはまず、

自身の心と身を洗い改めて

心爽やかになった上で神仏に願う・・・。

この順序が逆になってはいけないという

永い歴史に継承されてきた活きた言葉だと思います。



人はただ、希望し求めることを優先して、

叶わぬときは不平不満を先に口にするけれど、

その順序を間違えず自身を律する気持ちの大切さと

素朴で純粋な心を持ち続ける強い意志への継続の努力に

救いを託したであろう遠い昔・・・。

医学も学問も科学も、現代とは掛け離れた時代にその事を信じ、

そして縋ってきた膨大な時間と歴史があって、

その経緯の中にある意味での

現代の不安と不信打開への「ひとつの姿勢」が

包含されているのではないか・・・と、

そんなことに思い至ることができたのは、

このお正月の『隅田川七福神めぐり』を経験したうえでの、

これはひとつの御利益といえるのでしょうか。



いま、この忙しく時間の流れの飛び去るかのような人間社会、

じっくりと自身の視点で物事を咀嚼(そしゃく)し、

考え、結論を出し、

それを行動に移していくにはあまりに、

あまりに決断へ要求される時間が短い現代。


今年、これからの自身の方向性に対する

大切なことを見つめられた有意義な時間の

七福神めぐりでありました。











季節に素直に咲く、可憐な十月桜。
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弁財天をお祭りした長命寺。
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布袋尊を祭った禅寺として有名な弘福寺。
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ここは側面から見上げる造りが素晴らしい。
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まるで京都に居るかのようですね。
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弘福寺の境内の建物も風情があります。
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素晴らしき時代を色濃く残す向島「カド」。
http://www.veritacafe.com/after/2008/11/107/










源氏名の表札もかかった味のある昭和なお宅。
二階の簾も風情があります。
































三囲神社の「三囲」は画像のように書いて「みめぐり」と読みます。
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三囲神社拝殿です。
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三囲神社内には「大国神」と「恵比寿神」が祭られております。
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「大国神」と「恵比寿神」に二神一対で商売繁盛。
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隅田川七福神の御像と宝船。
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今回の巡拝コース全容です。上から下に、最初に長めのコースを選びました。
浅草方面から北上する逆コースもあります。
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続くぅ




 
  
 
 
  


Posted by ひげ at 00:08Comments(2)七福神めぐり

2010年01月04日

『隅田川七福神めぐり』その1




この穏やかなお正月、

麗らかな陽射しに誘われて

ここ数年機会を窺っていた

『隅田川七福神めぐり』と

浅草界隈の散歩に行ってまいりました。



この『隅田川七福神めぐり』は、

文政元年(1818年)頃から始まったものだそうで

「七福神めぐり」は、一年の幸福を祈願して

七福神を巡拝する慣わしの町人文化の継承で

関東だけでも複数の場所をめぐるコースは三十位、

一箇所で七つを巡拝したことにできるものは

二十を超えるほどあるそうです。

何れにせよ庶民の一年の息災と幸せを願う気持ちが

いかに多いかを表しているかのようですね。



さて、その中で『隅田川七福神めぐり』は

色紙にご朱印・揮毫と

隅田川七福神の御像と宝船をいただける巡拝で

江戸における七福神めぐりの中で

谷中と並んでもっと古いと云われるのが隅田川七福神です。

所要時間二~三時間、歩行距離三キロ強という

手ごろなコースとしても嬉しいですね。

尚、ご朱印は七日まで有料ですがいただけます。

また墨堤名所案内という隅田川七福神めぐりの小冊子(300円)には

スタンプ(無料)を押しながら巡拝するというものもあります。

巡拝コースの間には墨田の昭和の歴史を残す商店・家屋もあり、

懐かしい景色を味わいながら寿ぎのお正月を味わうことができました。











御朱印と揮毫(きごう)をいただいた色紙。それぞれのお参りで増やしてゆきます。
色紙(200円)にご朱印・揮毫(各500円×6)。
※「大黒天」・「恵比寿」は同じ「三囲神社」内のため6箇所。
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隅田川七福神の御像(各400円×7)と宝船(1000円)。











東武線の堀切駅から七福神めぐりをスタートして、
最初の多聞寺に到着しました。
入り口の風情がとても素晴らしいですね。










 
毘沙門天を祭る多聞寺の参詣です。











戦災を経験してきた昭和な街角には雨水を溜め防火に備える知恵がありました。











こちらはなんのお店なのでしょうか・・、風情のあるお店ですね。







 



明治35年創業の蕎麦処「坂むら」、親子丼はとても美味しいそうです。











実に懐かしく質実な造りの酒屋「小林商店」では、
そぞろ歩きの暖をとる為「白雪」の小瓶を購入しました。











「寿老神」を祭る白鬚神社。外国の方も多かったです。 







 



東向島の昭和の気配ただよう木の階段。学生時代の友人が降りてきそう・・。 
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「春の七草」、新春はもう春を希望する心でいっぱいです。
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「福禄寿」を祭る向島百花園。 







 


 
「福禄寿」を御祭りしたすぐ右の乙女椿の枝には夏羽化した蝉の殻が・・。
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有名なこの「きびだんご」は、ひと串に小さなお団子が五つ、
それが五本で250円也。ほのかな甘味がとても美味しかったです♪











ささやかな「昭和の街並み」は、
時間を経て見るとその辛さの輪郭は次第にぼやけてきて、
ただ、ただ懐かしさが心を穏やかにしてくれます。 











「十月桜」は早三分咲き、春の気配には心を暖めてくれる希望という「力」がある。
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続く



 
  


Posted by ひげ at 09:14Comments(4)七福神めぐり

2010年01月02日

新年のお宅訪問・・・、・・・。




横濱はとてもお天気が良いので、

本日早朝、元町でのハマカフェオフから帰宅後、

カールツァイスレンズのコンデジを持ち出して行ったのは

昨日ブログにアップした富士山を望む南太田四丁目公園。


そのすぐ隣の小野さんの材木店のブロック塀にある、

小さな小さな入り口が以前から気になっておりました。

暖かな季節にはそこから葉が出ていたこともあったけれど

いまこの冬には枯れ葉色の茎だけが入り口に見えていました。


ここは井土ヶ谷駅から上がると200段を超える階段を

「からっぽの木」を訪ねるために登りきったすぐ目の前の場所。


本日、気になってカメラを入り口から差し入れると

丁度良い清潔なスペースにお住まいの住人がいらっしゃいました。

「 し、失礼っ! 」 汗



既に気づかれた何方かが毛布を敷いてくれた明るい室内。

お部屋の中には綺麗な木の柱もしっかりと張られていて、

「丘の上のワンルーム」は瀟洒なお住まい。

まるでこのスペースは特別に用意されたかのようで、

付近に何匹も暮らす野良たちから比べると

とても理想的な棲家でありました。


雨露や寒さ、風から優しく守られて

この子はいったい毎夜どんな夢を見ているのだろう。

きっと今夜も仔猫の頃の楽しい夢を抱くのかもしれませんね。

どうか本年、彼(彼女)にとって、良い年でありますように。









正面玄関の外観です。
天側には笹を、玄関周辺には野草が植えられて・・、・・。









ずいっ・・・! 









ずずずいっ・・・・っと





 


 
寄ってみますと・・・・





 


 
中にはお住まいの方が・・・、
突然の取材、失礼いたしました。
夏季は玄関以外の面は土なので涼しいでしょうね。
 





●ご参照:「からっぽの木」への道順

http://fujihige11.hama1.jp/e45424.html




 
 
  


Posted by ひげ at 16:45Comments(4)横濱

2010年01月01日

この元旦の夕暮れ






この元旦の夕暮れ、

住まいから数十メートル西の

「南太田四丁目公園」での撮影です。



西の空は雲も掃われて富士山がくっきりと観えました。

新年の富士は美しく堂々としたシルエット、

去年の夏はあの富士の麓でオートキャンプも体験しました。

そんな富士も今は雪を抱いて暮れてゆきます。



それにしても夕暮れの色味は

心を懐かしく刺激します。

どうかこの一年も今日のように

穏やかな一年でありますように。










http://fujihige.dyndns.org/2009NEW/20100101A_001.jpg












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この色も好きな色のひとつです。夕暮れのグラデーションには欠かせません。笑









 
  


Posted by ひげ at 18:08Comments(8)横濱

2010年01月01日

2010年元旦の『からっぽの木』




爽やかな晴天に恵まれた元旦の横濱。

この『からっぽの木』からの景観は

今年のスタートに相応しい光に溢れています。




今年も一歩ずつ、

穏やかに優しく自分を見失わず、

そして深くいろいろな事柄を味わって行きたいと

部屋から初日の出を眺めながら思っていると

栗鼠が小庭の前の木で鳴いていました。

きっと栗鼠も初日に何か祈っていたのかもしれませんね。


このブログをご覧くださっている皆さま、

どうぞ今年もよろしくお願い申し上げます。

皆さまのこの一年が素晴らしい一年でありますように!!





















http://fujihige.dyndns.org/2009NEW/20100101_002.jpg

























































この空の色はとても好きな色。いろいろな色とバランスの良い色です。


 
 
 
 
 





 
渡る風が強い、でも快晴の元旦の「からっぽの木」でした。 
 


 
 
  


Posted by ひげ at 15:46Comments(8)からっぽの木