2013年08月31日

今朝方(けさがた)のこと。

















住まいするマンションが設置した


自販機が大変なことに・・・。


実に荒っぽいことです。


いまだに燃えた匂いが漂っています。


マンションで設置した防犯カメラに写っているかなぁ・・・。

































ありえないですよね。


いままで聞いたこともありませんよ。


バーナーかなにかで焼いた後、


強力な何かで切り開けています。


確か一週間ごとに集金しているはずですが、


それでもこんな状態です。


何年か前にはこの地区も車上荒しがニュースになりました。


治安の良いといわれるこの国も、


最近は自衛を欠かすことはできません。


このマンションは複数のカメラを設置しましたが、


あと幾つかは周辺の治安を考えて


提案してみる必要があるのかなぁ・・。










 
 
 
  

Posted by ひげ at 15:17Comments(0)事件

2013年08月28日

あの素晴らしい季節をもう一度。

















少しずつ・・・、

少しずつ、

灼熱の暑さが緩んできた気配のする横濱。



今年の夏も、やがて南に去ってゆくように

吹く風もその湿度と温度を下げつつあるように感じる日が

増えてまいりました。



それにしても近年、

異常な気象と感じている人たちは、

私を含めて多数います。

某報告書では、これを「テレコネクション」と言われています。

所謂(いわゆる)地球は気象的に異常な状態に突入したという事。



これは国ごとの意地や恨み、

拘(こだわ)りや、

自分たちだけ「潤え」ば良いというような、

ある意味小さなことに執着していては

取り返しのつかないことになるということです。



それは多分、

私見で言ってしまえば、

自国の経済の発展だけに拘ったり

主義・主張や信じる宗派、

或いは名誉・名声や領土などに

執着していても回避できないことで、

正に人間社会の「暴走」と「勘違い」に対する

地球規模の『自然界からの諭し』だと思わざるを得ません。




さてさて、

そんな私的なことではありますが、

このところ続いていたあの「不快な暑さ」に対して最近の私、

その暑さからあえて外出を控えていた週末が

いま吹きはじめた涼しい風に誘われるように

気持ちが、心が上向いてきます。



見上げた夕空には遥か高く鰯雲が流れ

足元では夕方、蟋蟀(こおろぎ)の音(ね)が儚く囁きだす秋の走り、

身近にある侘び・寂びを味わいながら

この季節を待っていた自分に改めて気づきます。

そう、この季節感の大切さに

新たな新鮮さに気づくのです。





ともあれ、

最近のサントリー・オールドって、

ほんとにこのブレンド、

美味しくないですか?

口当たり良くないですか・・・。


って、あ、あれれれっ・・・、・・・・











※画像はすべて2005年8月のものです。







































  

Posted by ひげ at 19:52Comments(0)夕景

2013年08月25日

「倍返し」


















いま手元に三冊の同一著者の本があります。


いま話題のタイトル「半沢直樹」のシリーズです。


テレビドラマ化されたものを先日観て、


そのテンポの良さと


ビジネスの世界で本人が受ける理不尽なことに対する挑戦が


ある意味、小気味良くて


原作を読みたくなったのです。




バブル終了の頃に架空大手都市銀行に入行した


主人公である半沢直樹が


数々の難関といえるビジネスと人間関係に正面から立ち向かい、


そして、それを乗り越えてゆくというシリーズ・ストーリー。




マスコミは「水戸黄門的」と書くけれど


これは全然立ち位置が違うと思う。


むしろ、下から這い上がってゆく過程において


やってはならない事と


ここまではやって良いという


時と場合により変動する線引きと


内外の圧力や置かれてしまった自身の逆境からの向上を


描いている作品だと思います。




現在、文庫として二冊、


単行本として一冊、


そして第四冊目は


いま、週刊ダイヤモンドに「銀翼のイカルス」というタイトルで


掲載中のこのシリーズ。




実は、一冊目が単行本として出たのは2004年のことです。


得てして、最初はあまり売れ行きが良いとは言えなかった本が


あるときを境にベストセラーとなってゆく・・・。


これは結構、巷に存在するお話かとは思いますが、


「半沢直樹シリーズ」は、公証累計150万部突破という


いまとても読まれている本。


既に、各界では「なぜ売れているのか・・」という分析に


忙しく動いているようです。


http://hon.bunshun.jp/sp/hanzawa





書籍タイトルはテレビドラマの「半沢直樹」ではなく以下です。

①「オレたちバブル入行組

②「オレたち花のバブル組」

③「ロスジェネの逆襲」

④「銀翼のイカルス」(週刊ダイヤモンド掲載中)




















さて、手元にある重松清の「きみ去りしのち」と、


どちらを先に読もうかなぁ・・。


 
 
  
  
タグ :半沢直樹


Posted by ひげ at 11:01Comments(0)読書

2013年08月20日

「夏の階段」







帰・り・道・の・・・


夏の階段はね、


この間、観たジブリ映画みたいに


暮れてゆく空は高く


風も少し涼しく感じて


まるで秋の気配が近づいているかのよう。





この夏の休日はあえて、


あえて何もせず


どこへも出かけず


玄関からも出ずに


じっとしている時間を過ごしていました。





まるで、


学生時代の有り余る時間と


したたかに持て余す暇と


そして、誰にも干渉されることのないような、


私の年齢では「稀有」な環境に


自分を置いてみました。





そうしたら、


まずは「何か」をしていないと気分が落ち着かない・・。


次に、


テレビもネットからも離れている禁断症状。 笑


更には、


眠りに眠って、眠りに飽きた、その後から


学生時代の「あの感覚」が


僅かずつ蘇ってきて、


そうそう「この感じ」なんかとっても久しぶりと、


少しずつあの頃を身体も心も思い出して





ああ、あの時代はあんな事や、


こんな些細なことにも


いろいろと思いを巡らしたなぁ・・・と。





ほら、人は齢を重ねるほど、


家族や知り合いが増えるに従い、


いつも、いつでも「何か」を考え気を配り


「何か」に干渉されて


それが当たり前となって身体に纏って


いつのまにかそれが普通と思うようになるけれど、





それはそれとして、


昔のように『自分ひとり』になる時間を作るという


そんなお遊びも時には新鮮です。


そう、改めて新鮮で


ちょっと贅沢で


少し内緒・・・。笑





あ、勿論、


お酒なんかは呑まないで


あの頃の感覚を


故郷に帰省するように辿るのも


ぐるっと回って、


心のデフラグになるのかもしれませんよね。







































































228段階段の最上段脇にある「古き日本家屋シェアハウス」
http://www.realtokyoestate.co.jp/estate.php?n=8047 
 
 
 
 

 
 
 
 


  
  
 
 
 
 
 
  

Posted by ひげ at 21:34Comments(0)雑感

2013年08月16日

「美白」

 
 
 
  
 


 
 






実に驚くべきことに・・・

と、書いてもかまわないくらいのことですが、

なんと私、今年になってから海に行っていません。



「そりゃぁ普通そうでしょ。」などと

言う人がいるかもしれませんが、

毎年、五月のGW前から葉山界隈で毎週日光浴。

7月からは毎週、荒崎海岸で足先から頭の先まで

ドップリと海に浸かっている私を知っている人たちには、

決して信じられないことなのです。

あってはならないこと・・・。笑



だから毎夏、真っ黒な私が今年は「白い私」。

どこぞのお菓子みたいになっています。

お尻なんかツルツルシロシロ。笑

もういまから海に行っても一人だけ白いと目だってしょうがないので、

この夏は美白で行きます。キッパリ


と、言う視点で通勤の車内を見渡すと、

意外に日焼けしていない人たちが多いことに驚きますね。ヲイヲイ


日焼けにイケイケのときには

自分より黒い人を思わず探して勝負していましたが、

視点を変えるといままで気づかなかったことにも気づかされます。



さて、ここで洒落たことでも書けば良いタイミングなのですが、

ネタがない・・・・、・・・・・。



そういう時には、おとなしく熱いお茶でも飲んで

静かにしていましょう。笑
 
 
 
 
 
 
 
 
  

Posted by ひげ at 08:08Comments(2)雑感

2013年08月16日

「曖昧模糊」。


 
 








6年前の終戦記念日 2007.8






名も知れない鳥が鳴いている。

聴いたことのない鳥が朝の枝先で美しい声を奏でている。



そっと障子を開けたけれど

夏の木々の葉っぱが繁茂していて

その姿を認めることが出来ないのがもどかしい。



季節が大きく変わる渡りの頃には

こういった事が度々あります。



ネットで鳥類検索を掛けてみても

鳥類図鑑を開いてみても

謎の鳥の名を得ることが出来ない。



一見、世の中が「探す」ということに

いろいろな手法・手段が増えたようでいて

意外と「作り」がやっかいな分野では、

検索することがまだまだ難しい。



文字列や形を検索の取っ掛かりとする分野では、

手法が発達して来ているけれど、

音や声、或いは形の曖昧なモノ

例えば「痛み」の種類などは

実際に存在しているにも関わらず

検索することはおろか、

医者に上手く伝えることすら大変です。



「曖昧模糊」。

それから発生して独り歩きすることの多さに

改めて驚きます。



結局、私はこれだけ生きてきて、

いったい何を見てきたのだろうなぁ。



そんな事を漠然と考えた

今年の私の終戦記念日でした。
 
 
 
 
 
 
 


  

Posted by ひげ at 06:42Comments(0)雑感

2013年08月14日

ラベルNo.7










まだまだ暑い日が続くという。

天気はむこう一週間もずっと晴れの予報。

酷暑のお盆の時期は仕事場も弛緩した空気が流れていて

まぁ、食欲があるだけ良しとしようかな・・。


昨日は熱々の「おでん」、一昨日は熱々熱熱の「豆腐鍋」。

暑さには熱さで対抗します。

なにしろ消化にも良いですし、

食器も洗いやすい。ヲイ


「豆腐鍋」はプリプリの絹ごし豆腐にシャブシャブ用の国産豚ロース、

それにピューラーで薄くした牛蒡を山ほど入れます。

あとは長葱にシメジを日高昆布でしっかりと出汁をとり

グツグツとグツグツします。

おっと大根も忘れてはいけない・・。

柚子ポン酢に出汁醤油、そして仕上げは七味唐辛子!!

もう暑さがブッ飛びますよ。



あら、また脱線・・・・。


お話を戻して、



風も止まった今週。

空には力強い入道雲。

でも青空は光化学スモッグで浅い蒼。

夏らしいコントラストではなく

被写体としてもあまり写す気にはなれない。


日中、歩く人も少なく、

クルマもあまり走っていないのは

帰省のためだけでなく、

なるべく外出しないような雰囲気が

熱風と一緒に漂っているから。


そんな中で帰宅後の楽しみといえば、

冷たいシャワーの後の

やはりキン! と冷えたバーボン・ハイボール。

私の作り方は少し変わっていて

氷を入れません。


炭酸水とバーボンを冷蔵庫でキンキンに冷やしておいて、

タンブラーにバーボン2.5に対して炭酸7.5を合わせて注ぐ。

ただそれだけで炭酸キツメが好きな私流のハイボールが出来上がり。

氷が解けることで薄くなることもなく

同じ切れ味が楽しめます。


最近ではめっきりと酒の量を減らしていますが、

このくらいの楽しみを味わうのはよいでしょう。


そんな喉越しを愉しみながら、

先日ダウンロードしたCD/DVDラベル印刷のアプリで

いま幾つかの「旧バラ荘」でのライブを焼いています。

これは週末にでも相馬さんを通じてアーティストにプレゼント。

良い記念になって頂ければ幸いです。










 
  






 
 
 




そういえば先週末の呑み会で、

ユーチューブにアップされた山下達郎のPVに

私に似ている人が出ているとのことで、

24インチワイドのPCの大きな画面で確認してみました。

あ、スカートはいていない方の人です。笑

































http://www.youtube.com/watch?v=p_fgXcqOfdA









・・・、・・・・。

どうなんでしょう。

まず、ひとつだけ確かなことは、

私はこんなに踊りが上手くない。笑


もうひとつ、私は付け髭ではない。うん


時代を感じさせる映像ですが、

踊っている人は少年隊の東山紀之とのことです。


どうでしょう。

似ていますかネ??








ひっく





  

Posted by ひげ at 19:55Comments(0)雑感

2013年08月09日

「出ますNo.19」


















いまは違うフロアに移動しましたが、

三年前までいたフロアでのお話。



ひとり残業になって自分だけの深夜、

きまって妙な音が聞こえてまいります。



パチパチ、コツコツ、バチン・・・、

その場所はいつもきまっていて、

音のするようなものは何もないのですが、

私ひとりのときにだけ音がするのです。

まるで何かを訴えるように・・。



いまは空きフロアになっているあの階。

いったい何だったのでしょうか・・・。




霊感とかそういうものが特に人よりあるとは思わないのですが、

こどもの頃からいろいろと不思議なモノを見たり聞いたりします。




弟の事故を当日朝に夢で見て予知したり、

何気にみた仏間に私の生まれる前に他界したおばあさんが正座していたり、

何もない部屋の空間、1メートル先から声が聞こえたり、

これなんか見えないけれど声の出ている唇の位置まではっきりとわかるのです。



あるいは窓外を人魂がフワリフワリと漂っていたり、

祖母が他界するときを感じとったり・・。



その祖母はけっこう霊感があったようでしたが、

野毛にBARを出していたときは、

お金を持ち合わせていない人たちにツケで呑ませてやった結果、

持ち出し一方で店を畳んだそうです。



先週、近所の商店街でビーカブで信号待ちしていたところ、

右手後ろから若い家族が歩きながら追い越していきました。

と、あれれっ、前を歩いているのは若い男女二人しかいません。



確かに黄色い半ズボンに白っぽいTシャツの男の子が居たはずなのに・・・。

帽子もかぶっていましたよ二人の間をくっつくように歩いていましたから・・・。

もう一人、はっきりとは見えませんでしたが、

小さな女の子も・・・。




いまから二十五年くらい前に、

奥湯河原の古い温泉旅館に一泊したことがありました。



そこは木造三階建ての古い旅館で歩くとギシギシとなる

造りも歴史を感じさせる旅館でした。

二階の一番奥の部屋に案内されて一歩中に入ると

とたんに物凄く身体が重くなりました。



上から押さえつけられるような重みと

どうしようもないほどのダルさに

すぐに布団を敷いて私だけ横になってうなっていました。



折角、温泉旅館にきたのだからこれではいけないと、

布団から抜け出して旅館の外に出ると

不思議なことに身体はなんともありません。



おかしいなぁと思いながら散歩をして、

部屋での夕食となりました。



また身体が重くダルい・・・。

食べ終わってすぐに布団に入りイケナイこともせず寝入ってしまいました。



帰宅後、銀塩カメラで撮影した写真をプリントしてみると・・・・・。

全ての写真に赤い光が何個も飛び交って写っていました。


何だったのでしょう・・・。




なに? まだ暑い・・です・か・・・??

では、次に、



これは以前に書いたかもしれませんが、

高校時代に友人の家に泊まりにゆきました。



コーラにダルマを入れていわゆるコークハイ。

高校生ですからわずか数杯でよい気分に

もちろんホロ酔い程度です。



深夜まで楽しくおしゃべりをして就寝。

ブルリときてトイレにたちました。

たぶん午前二時ころ・・・。



彼の家は大きな農家で沢山の和室を取り囲むように廊下があり、

角にトイレがあり小用を終えて戸を開けると

廊下に干してあった洗濯物の下に長襦袢に裸足の老人の足が見えました。



待たせたと思い「お先に失礼しました」というようなことを言ったと思います。

部屋に帰り翌朝、彼にその話をすると・・、

家には男性の年寄りはいない・・・と。

・・・白い足だけの○○って・・・、・・・・??!!




まぁだ 暑いですか・・?

あ、冷えたビールも切らしている・・・。

わかりました、では次。



静岡県の旧清水市に「伊佐布の滝」という小さな滝があります。

清水の海を背にして山をクルマで分け入ると涼しげな渓谷が木々に見え隠れして、

当時はうっそうとした森林の谷に沢が流れていました。



水も澄んでいて美しい渓流でした。

その上流にある小さな滝。

そこに友人家族と遊びに行ったときのことです。



クルマから歩き、滝つぼ脇までたどり着いたときに、

何か急に大きな不安に襲われてしまい・・。



ザーザーという滝音にかき消されてはいるのですが、

滝つぼから流れ出る下流の方から、

なにかが叫び声をあげながら上がってくる気配が・・・。



このお話はここまでなのですが、

帰るときにその場所にある立て札を見たら

そこに書いてあったのは「●殺」のあった場所と書いてありました。



もうひとつ。

前述の祖母の家のお墓は東神奈川の金●院にあったのですが、

祖母がお墓参りをすると誰もいないお墓の間から、

「あら、あの人。またきたわ。」といつも聞こえてきたらしいです。




もうひとつ、

もうひとりの祖母が自宅で寝ているとき

門を「ガラガラッ」っと開ける音とともに

何かがドタドタドタと家の中に入ってきて、

仏間で布団に入っている祖母を頭の上から見つめて

「この人ではない、この人はまだだ。」と何者かが告げて

またバタバタと門を閉めて出て行ったそうです。



その祖母は寝ているときに、

いつも何かが布団を足のほうに引っ張っている・・と言っていました。



さらにひとつ、

私がひとり深夜に平戸桜木道路を歩いていると、

先に電話ボックスがありました。



電話ボックスにはワンピの髪の長い女性が電話をかけていました。

いまから、十五年以上前のことです。

電話ボックスに向かって歩き近づいて

一瞬、目をそらして

また目線を戻すと電話ボックスには誰もおりません。

周りには身を隠す場所なんかない・・。

まだだ・・、い、いや、まただ・・・。



最近は、そんなもんなのかなと思うようになり、

あまり恐ろしかったり怖くはないのですが、

ある種類の、とても悪意や影響のあるモノに遭遇しますと、

身体中が震えて寒気が止まらなくなります。




昔、乗っていた真っ赤なオープンカー。

内緒でおねーさんを乗せて夜のおデート。



赤坂の町をふらふらと六本木、霞町界隈。

そういえば皇帝という建物でクルマをこすったなぁ・・・むにゃむにゃ



翌日、家人をクルマに乗せて走り出すやいなや、

目の前の送風口から長~く派手な金色の髪の毛が何本も・・・。



ほ、ほら、物凄く寒くなったでしょ。ゾクゾク


 
  
      
     
      
 
 

    
 
 


 

http://ddnavi.com/dav-contents/154786/

 
 
  
 
 
 
 
 
  
  

Posted by ひげ at 20:26Comments(0)雑感

2013年08月09日

「笑ふ」
















幼い頃、

良く笑うことが多かったけれど、

最近はお腹の「筋」が攣(つ)るほど笑うことが無いですねぇ。



別に可笑しなことにまったく遭遇しないわけではなくて、

例えば朝の通勤電車の中で立ったまま眠って、

手すり金具に素晴らしい音をたてて何度も何度も頭をぶつけている娘や

(それでも寝てしまう痛みよりも眠気かい)

座って爆睡したまま大口を開いて口の中がカリカリに乾いてしまったリーマン。

(いきなりしゃべりだしたら絶対に喉切れますよ)

そして、上半身普通の背広なのに下半身はスカートにハイヒールのおっさんや、

(座っていたとき前に立たれて最初女性だと思った)

前髪にカールを付けたまま電車に乗っている女性などなど・・。

(目の上にあるのに気づかないメガネパターンですね)



まったく笑いのネタには事欠かないのですが、

何故か腹の底から笑えないのです。

その場にいる人たちも目配せしながら目じりを下げる程度・・・。



子どもの頃って、何であんなに可笑しかったのだろう。

ほんとつまらない、他愛もないことにも笑いが止まらず、

教室で先生に怒られたり、

笑いすぎて涙が止まらなくなり腹筋が攣(つ)ったり・・・。



経年変化でだんだんと感覚の角がとれ、

心も身体も丸くなってしまい、

鈍感力だけが溜まってくる・・・。

人間は加齢とともに感受性もどんどんと喪失していって、

だんだん無感動・無表情な人になって行くのかなぁ。



まあ、大の大人が子ども並みに会社の会議どきや居酒屋で

ケラケラ大声で笑い続けるのにも狂気を覚えるけれど・・・。



人はそうして少しずつ静かになってゆき、

会話もゆっくりで言葉も少なくなり、

身体の動きも太極拳のようにゆっくりゆったりと・・・。



やがて新しいことにも手を出さなくなり、

毎日決まったパターンで生きることを無意識に心がけ

窓外の景色を無言で眺めながら何時間もボーっと・・・。



そうなると、月日の過ぎるのがとても速くなります。

それこそ一週間なんか「あっ」という間に過ぎてしまう。

新鮮なことをしていないと時間はどんどん逃げてゆきます。

そしてそうなったことにも気づかない自分・・・。



そうなると女子高生の会話なんて聞き取れないですよ早口で。

やっと意味がわかったと思ったら、

彼女たちの会話は遥か彼方の話題へと移っていって・・。

まるで別の国の言葉みたい。



そんな私でも毎日必ず一回はガクガクしながら笑う場所があります。

それは井土ヶ谷から「からっぽの木」へと上る228もある階段。

もう間違いなく笑いますよ私の「膝」。


お後がよろしいようで・・・。











ふぅ




















 
 
 
 



  

Posted by ひげ at 20:14Comments(0)雑感

2013年08月09日

「夏の音」














いゃぁ、暑い。

暑い日が続きますね。

ここ数日、日中の暑さには身の危険を感じますね。

外で仕事されている人たちには頭が下がります。



私の住む場所は前後左右を緑多い公園に囲まれていて、

特に玄関先からの西側は下へ数十メートルの

緩やかな斜面の公園なので人もほとんど入らずに

自然に生えた木々が茂っています。

一方の居間の前には小庭があり、

その向こう側の公園も下りの斜面で大きな榎木や桜、

ナナカマドなどの木が枝を広げていて

日陰を作ってくれるうえに土も多く広がっているために

一雨降れば気温の下がった風が吹いてくる恵まれた環境です。



しかし職場のある大田区ではほとんどがアスファルトや

コンクリで覆われていて翌朝までビルの熱が下がらない悪循環。

水道も水ではなくてお湯となっちゃう毎夏。

もう樹木や草木の生える土無くしては住めない心持ちです。

一方、自宅周辺では今年、

蜩(ヒグラシ)の当たり年らしく、

朝方や夕刻に沢山の蜩たちが「カナカナカナ・・」と鳴きあっています。

私はこのヒグラシの鳴き声が蝉の中では一番好きで、

この声を聞くと夏も盛りだなぁと、

つい、お酒の量もふ・え・て・・・。笑



さて、夏の音って言いますと

やはり夏の甲子園、高校野球の「ガヤ」ですね。

決勝戦が終わり、野球中継の喧騒が聞こえなくなると夏も終わり。

そんな気分になります。



まだ浅き夜に風に乗って流れてくる盆踊りの音、

昼間通り過ぎるプールから流れ出てくる歓声。

夏祭りのお囃子や太鼓の音が丘の下から聞こえてくる。

季節はゆっくりと移ってゆき、

九月に入れば蟋蟀(コオロギ)の儚げに鳴く声が聞こえ出します。



近年は帰化昆虫の青マツムシが無節操な「リーリーリー」という

煩いくらいの声で鳴き出しますが、

これは嫌いだな。



蟋蟀の、特に閻魔蟋蟀の悲しげな鳴き声の方が

断然、風情があります。うん

日本では古来から虫の音を味わう文化がありますが、

外国ではあまり無いのは、

ひたすら煩い虫の音はノイズにしか聞こえないかららしい・・。



昔、父親と弟と三人で

静岡の安倍川上流に遊んだとき、

綺麗な夕焼けが暗くなりだした頃、

土手の草葉の陰から

沢山の鈴虫が鳴きだしたのを今だに覚えています。

あれは幻想的で子供心に深く刻まれた出来事でした。



季節を音で知り、

四季を音で味わう。


ほら、いま風鈴が鳴りませんでしたか??







 
 
 
  

Posted by ひげ at 20:07Comments(0)雑感

2013年08月06日

ジブリ『風立ちぬ』


















スタジオジブリ、宮崎駿監督の『風立ちぬ』を先日観てきました。



今回の映画は『千と千尋の神隠し』(2001)や、『ハウルの動く城』(2004)、

『もののけ姫』などの宮崎駿の世界とはまた一つ違う

実在の人物を元にしたストーリーで、

日本の航空機開発の創世記に設計者として活躍した人物「堀越二郎」と、

同じ時期に文壇で活躍した「堀辰雄」の純文学作品を底辺として

今までにない宮崎駿の世界として纏め上げた「風立ちぬ」という映画。



堀辰雄の同名小説を映画タイトルにしながら、

登場する薄倖なヒロイン名は同作家の別小説名である

「菜穂子」という名で出てまいります。



当時のまだ近代化前の日本を背景として、

関東大震災や大戦という大変な時代の中で、

主人公の「堀越二郎」と「菜穂子」の短くも儚い純愛が、

飛行機開発の苦労と平行して進行してゆく・・・。



それぞれの元ネタを知っている世代には理解しやすいかもしれませんが、

まったく知らない世代が観ると、

またひとつ、受け取り方が変わってくるかもしれません。

勿論、映画とはそういうものなのですが・・・。



面白いなと思ったのは、

小説などを若くして読んだときに

その時点で著者意図を理解できなくても、

長い時間を隔てて再度読んでみると

自分自身の成長やスキルを積み重ねることによって、

最初にわからなかったことが分かって来る。

理解できなかったことが理解できるようになる・・・。

「風立ちぬ」は、そういう広いメッセージを持った映画でもあると思いました。



同時に考えたのは、

今の時代は「すぐに結果」が求められたり

「瞬時に理解」することを必要とされることが多い時代で、

その場で理解し辛いモノは共感を得にくい側面を持ち合わせている。



もう少し書いてしまえば、

情報の受け手が「一瞬の喉越し」で「全てを理解」しようとする風潮。

そんな危険性に気づいていない人が

昨今は多いということにも繋がります。



自分が如何に気持ち良いか、自分がどれだけ楽しいか。

自分の舌に美味しく満足を得られるのか。

自分に優越感を得られるのか。

自分に今、どれだけの「利」が受け取れるのか。



或いはまた、

自分が今、どれだけ辛いのか。

自分がいま、どれだけ悩みを抱えているのか・・。

自分が今、八方塞りで孤立しているのか。

自分がいま、耐えられないくらい孤独なのか。



「そういうことだけ」を基準にして、

今この瞬間に全てを評価しようとすることの危うさが、

現代ではとても多いように思うのです。



勿論、上記のプラス思考は心を穏やかに幸せを噛み締める上でも

適度に必要なことであり、

また、マイナス志向も大なり小なり誰しもが通る道筋でもあるとは思いますが、

「それだけでは無い」という気持ちを忘れないことによって、

謙虚さや所作・振る舞いが

またひとつ変わってくるように思うのです。

そして、それをコツコツと積み上げることによって、

知らず知らずのうちに、

自身への評価も良い方向へと積み重なって来る・・・。



私には、そんなメタファーが、

「生きねば」というキャッチコピーを踏み台にして、

この映画には隠れているように思えます。



そして、一度読んだ小説も、

一回、観た映画も、

そういう視点での「リピート」という自身での咀嚼を行なうことによって、

そのつど味わいは深まっていくのではないかと・・・。



 
 










 
 








ポール・ヴァレリー「海辺の墓地」の一節 『Le vent se lève, il faut tenter de vivre』





 
 
 
 
  


Posted by ひげ at 20:30Comments(0)映画

2013年08月02日

とりあえず今を・・・

 
 
 














「物語」のある写真が好きです。

何らかの「ストーリー」を語りかけてくる写真に愛着を感じています。




ただ被写体が珍しかったり、

インパクトが異様に強かったり、

或いは、ド派手で騒々しいもの・・とか、

そんな写真よりも

眺め観る者に静かに語りかけてくる写真の方がとっても好きです。



それは最近の好みでもある、

血の滴るようなステーキよりも、

お茶漬けや冷奴を好むのにも似ています。

誰ですか? 「歳だろっ!」なんて思わず呟いた人は・・・。



ま、それも強ち間違いではないと思いますが、

子どもの頃から好きなものがずっと変わらない方が

むしろ気持ち悪いですよ。



あ、でも写真の好みに関しては中学の頃と

あまり変わっていないか・・・。

或いは一回りしてまた元に戻ったのかも。




さてさて唐突突然ですが、

この『写真』の部分を『お酒』に置き換えてみますと・・、

「物語」のあるお酒が好きです。

何らかの「ストーリー」を語りかけてくるお酒に愛着を感じています。


・・・、・・・。

うん、全然可笑しくないですね。笑



で、では、調子に乗って『お酒』を『おねーさん』に置き換えてみると、

「物語」のあるおねーさんが好きです。

何らかの「ストーリー」を語りかけてくるおねーさんに愛着を感じています。


・・・・、・・・・。

な、なんか、おねーさんの経験豊富な部分に焦点が合ってしまいそうですが、

まあ、可笑しくはない・・・。ははは



ではでは、『おねーさん』を『ぐい呑み』に替えたらば・・・。

「物語」のあるぐい呑みが好きです。

何らかの「ストーリー」を語りかけてくるぐい呑みに愛着を感じています。


こ、これは、なんだか酔っ払ってしまいそうなくらい問題ないですね♪♪



でーは、『ぐい呑み』を『おっさん』に替えちゃいますと、

「物語」のあるおっさんが好きです。

何らかの「ストーリー」を語りかけてくるおっさんに愛着を感じています。


あらあら、酔って話しかけられたら

まさに脱出不可能なおっさーんになっちゃいましたね。

ま、嫌いではないのですがね、ほどほどで止めておきたいですね。



では、勢いがついたところで、

『おっさん』を『ワカメスープ』に替えてみましょう。

「物語」のあるワカメスープが好きです。

何らかの「ストーリー」を語りかけてくるワカメスープに愛着を感じています。


うんうん、唾液が出てきちゃいます。

葱を散らした美味しさがタマラナイ感じ・・・。むふむふ




では、次に、

『ワカメスープ』を『クルマ』に替えてみましょう。

「物語」のあるクルマが好きです。

何らかの「ストーリー」を語りかけてくるクルマに愛着を感じています。


まぁ素晴らしい。まったく、まさにその通りでございます。うんうん


では次に・・、って、クドイよ。笑




でも、おおよそ全てのことに言えるのは、

何にしても根幹に「物語」が存在することは、

第三者にとって、興味の対象になる・・・と言うことなのですね。

例えば「絵画」であるとか、「建築物」であるとか・・。

ホストのお兄さんは・・・、・・・ま、まぁ、どうでもいいか・・。




でもね、きっとそれって、

受け手側の思い込みや錯覚、勘違い・思い違い・・という場合が多いらしい。汗



ほら、

「物語」のある思い込みが好きです。

何らかの「ストーリー」を語りかけてくる思い違いに愛着を感じています。


うん、多少の違和感があるけれど、ウイットに富んでいます。笑



きっと人は「思い違いや錯覚」があるから、悩み・苦しみ、

或いは『とりあえず』いまを楽しく生きて行けるのでしようね。

ほらほら、

http://www.nihongokentei.jp/amuse/column/1206.html



さて、私自身は、とりあえず

そんな「ストーリー」を持っているのでしょうか・・・。汗












































































  
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Posted by ひげ at 20:31Comments(0)雑感

2013年08月02日

雑感「旧バラ荘」





























先週末は一週間ぶりの野毛。

「侘助」を後にしてから「旧バラ荘」へ。



この夜の野毛は風も止まり生温い空気が肌を包む。

侘助で流し込んだ酒が歩くほどに回りだして

ちょいと、こう扇子を片手に柳小路の提灯を潜りながら

酔いの回った頭は次の店の酒のことで一杯に・・・。笑

旧バラ荘に入るとなんとカウンターは満席ではないですか。

そして皆さんかなり出来上がっているようで店内で各々の会話が渦巻いている。

まだ開店直後のはずなのに・・・。笑



カウンターではなく、このお店では初めてのテーブル席に着いて

まずはバーボン・ハイボールの炭酸キツ目をオーダー。

どうやら先日の三周年パーティーの私の撮影した動画6本の

「検閲」も終わったようで、

相馬さんは「ボチボチお店でお客さんに見せています。」とのこと。

無事検閲が済んで良かった良かったと、つぎのお酒をオーダー。



二杯目は「アレックス」。

これはラムベースを牛乳でのばしたカクテルで、

相馬さんの思い出深いオリジナル・カクテル。

ラムのコクと牛乳の丸みに爽やかを加えた味で私は好きだな。

夏の夜の蕩けたあたまの中にシミジミ沁みてゆく・・。ひっく



この夜は金曜日でしたが勤め人には給料日直後ということもあり、

私の後からも女性二人だけとか、

ピンの男性が程よい時間間隔で入ってきました。



と、その中のお一人お見かけしたお顔が・・・。

先日のライブのときにご一緒した方でした。

この方はフリーのカメラマンで一週間隣の元町のギャラリーで

展示会を開かれているとのこと。


---カメラマン桑田瑞穂さんのHP---

http://mizuhokuwata.com/



先週は豪州人のカメラマンの人とクルマの話で盛り上がったし

このお店って業界人のお客率がとても高いのですね。



それと同様に多いのが女性のお客さんです。

一説には「そんなことないゾ」と言われる方もいましたが、

私が旧バラ荘を訪ねるときは、ほんと女性が多い。

きっと酔った私が街灯に集まる蛾の如く

フラフラと吸い寄せら・・れ・・・、コホン

この夜も半分は女性でしたよ。

野毛には約600軒の飲食・呑み屋があるそうですが、

きっと旧バラ荘は女性一人でもくぐり易いのでしょうね。







































さて、明日の晩は旧バラ荘でまたライブがありますね。

http://homepage1.nifty.com/bluesknk/livesch.html








 
 
  
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Posted by ひげ at 06:30Comments(0)野毛