2012年10月28日

軽井沢『ルオムの森』。







軽井沢の空気感は心にも身体にも柔らかい。






斜めから降りはじめた午後の陽射しの中、


このところ軽井沢で開催される古書の展示販売に心を動かされて


『ルオムの森』に本を求めて訪れました。


http://luomu-mori.com/





「ルオム」とは、


フィンランド語で『自然に添う生き方』の意らしいです。


まさに、軽井沢の景色と重ね合わせた命名ですね。


軽井沢の広大で叙情性のある


ささやかな木々の中に身をおいて、


耳を澄ませば林を渡る風が秋の葉を揺らす音と、


木々に身を隠した鳥たちの囁く声しか聞こえない・・。


心穏やかに、自分本来の律動が


この環境に『共振』するこの原体験・・・。





現代の刺激の強い環境から一歩も二歩も離れて


自分の心に素直に


そして素朴に見つめる大切な時間です。





最近、ようやく理解し始めたのは


そんな環境を泳ぐように生きることを


自分自身が求めていたことに気付いたこと・・・。





物事を良く咀嚼し、分析するということは、


それは素晴らしいことかもしれないけれど、


それ以前に自分の「直感」も大事にしたい。


そしてその直感そのものは、


育ってきた環境から影響を受ける部分が大きいように思う。


だからこそ、幼いうちからの


触れ合う環境と教育が大切なのかもしれません。






当日、ルオムの森の催しでは


七つの書店がお店を出していました。


私が求めたのは谷川俊太郎の『「ん」まであるく』など三冊。


あっ、宮崎駿の『風の谷のナウシカ』のアニメージュ・コミックス


美品の全7巻なども・・・。




最近、軽井沢の別荘を閉める人が多く、


持ち主が大切に収集した本たちが軽井沢に並ぶことも多いと聞きます。


きっと「本」は、もう一度、


別の人の手に渡って


新たに「語り」をはじめてくれるのでしょうね。





静かに律動をしている『ルオムの森』。


また是非、訪れたい場所が軽井沢にひとつ増えました。












秋の午後、光り注ぐ浅間山の全景は感動的。

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100年の「時」が刻まれた洋館のこの場所。

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いくつもの「愉しみ」を手作りでそっと集めたルオムの森。

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思わず「深呼吸」をしてしまいます・・・。

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軽井沢の秋の木漏れ日は優しい・・。

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いま、軽井沢の秋は彩りを変えつつあります。

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Posted by ひげ at 13:03Comments(0)軽井沢

2012年10月28日

秋軽2012・早朝ツーリング(プライベート編)







秋深い軽井沢。




地元の人達も驚くほどの雲のない天候。


浅間山の全景も珍しく望めて


気温12度程度の中、


総勢約30台のオープンカーたちが


いつもの早朝ツーリングを満喫しました。




遥か遠くまで望める軽井沢高原の山並み、


爽快な高原の空気。


知らず知らずの深呼吸。


陽射しはまだ強いけれど、


普段なかなか味わえない体験。




美しい軽井沢は私たちにとても優しかった。













ホテル入り口へ続々と集合。

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先頭のVW EOSのシバタク氏のクルマに便乗です。















◆「愛妻の丘」
http://www.aisaika.org/mission/14kyabechu/aisainooka.html


「愛妻の丘」での撮影タイム。

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空はあくまでも青く、風も頬に優しい。

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ここからはブレイク氏のルノースポール・スピダーに便乗です。

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生粋のオープンはサイドスクリーンもありません。

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さあ、再出発して会場のホテルを目指します。

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前はフェラーリ348tb、その前はロータスエリーゼ。
赤いボディカラーが高原に映えます。

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軽井沢の木漏れ日の中を走り抜けるこの味わいは深い感動を・・。

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◆「ホテルグリーンプラザ軽井沢」

http://www.hgp.co.jp/inf/Z10/hgp/ 

 
  

◆「O.P.E.N.」

http://www.opencar.org/
 
 


◆軽井沢は「屋根の無い病院」

http://fujihige.dyndns.org/harukaru-hige.html








 
 
 


  


Posted by ひげ at 08:45Comments(2)軽井沢

2012年10月27日

軽井沢のバリ「エスティバンクラブ」






広大な軽井沢の高原に広がる木々たち。




標高1000メートルの高原に疎(まば)らに生える木々。


黄葉を始めた葉。


その隙間から注がれてくる午後の陽射し。




それは決して肥沃とはいえない環境のため、


軽井沢の木々の育ち方は少し寂しげで


叙情性に満ちている。




三日間恵まれたこの天候。


それにまず感謝をしよう。




オープンカーの祭典の翌日、


会場からすぐ近くの「エスティバンクラブ」でのもう一泊。


暮れてゆく空は


静かにその濃い青色の照度を落としてゆく。




ガムランの曲が薄く流れ、


天蓋付きのいつもの部屋に身体を横たえれば、


心が穏やかに軽井沢のリズムと同化しはじめる。




大気は秋から冬へ向う


その爽やかで凛とした「切れ」をもって


訪れる者、暮らす者たちを包んでくれる。


そんな軽井沢は今年も


静かに穏やかな時間を囁いてくれました。








http://www.estivant.cc/











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左はバリ・ハイ、右はバーバーバー。
共に口当たりの良いビールです。

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今宵のメニューです。
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素晴らしいとしか言いようの無いRX100の叙情表現力。
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肉眼では見えなかった左の天窓の残空までも写っています。
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では、またっ!!








 
 
  


Posted by ひげ at 08:35Comments(4)軽井沢

2012年10月26日

美しき憂鬱(軽井沢にて・・)





いまの時代、


車の地位と価値観は大きく揺れています。



かつてクルマが人々の


スティタスであった時代は遠く飛び去り、


今は、個人的な趣味であるとか、


ニッチなコダワリであるとか・・・、


そんな時代が


単なる機能的クルマ以外の分野の


歩みを重くしているのが現状です。




さて、先日の軽井沢で


一台の稀有なクルマに出会いました。



それは『TD2000』。


私の友人でありますhatu親分さんの所有車と同型であり、


スギヤマさんが永く愛でいたMG-TDの復刻車です。






◆hatu親分さんのレポート
http://homepage3.nifty.com/Winds-and-friends/td/td2000.htm


◆きもださんのレポート
http://www.vividcar.com/cgi-bin/WebObjects/f1b8d82887.woa/wa/read/f7283e5ac6/




http://www.td2000.jp/

http://www.td-2000.com/









『クルマが景色を彩る・・』、


そんな時代がいま甦りつつある・・。


それは機能を超えた


デザイナーの希望であり、


事業家の夢でもある・・・。





そんな稀有なクルマが受け入れられる


成熟した社会を強く希望する


そんな今日この頃なのです。


















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Posted by ひげ at 20:58Comments(0)軽井沢

2012年10月17日

冷える秋の雨夜は・・、






冷える秋の夜は、


温かな「おでん」も良いものです。笑





先日、オープンカー仲間の某K氏に誘われて


池上本門寺のお会式にそぞろ歩きと洒落込みました。





昔々、この国のお祭りや


こういう集いは、


薄暗い提灯の蝋燭の灯りに浮かび上がる古来からの景色であり、


人の生活様式からみても


一年という長い時間の中での稀少な愉しみだったでしょう。





現代では数え切れないほどの「集いや楽しみ」が散在しますが、


昔ほど深く感じ入るものは少ないのかもしれませんね。


ほの暗く、


薄暗い夜に包まれて・・・、


現代では考えられないくらいの「薄明かり」


老若男女が『祭り』に集ったことでしょう。


想像力がとてもとても刺激されますね。


そんなお話は今度にでも・・・・。









さてさて、今夜は「おでん」の話題です。


「お会式」の露店に溢れる人人人・・・、


もの凄い人の波を泳ぎきり、


某氏とともに「くぐった暖簾」。


そこで「こっ、これは・・・!!」と思ったのは、


なんと「おでん」の汁を焼酎で割った『熱々の一献』でした♪♪




帰宅後、数度のトライ・・・、


ようやくあの味の再現が叶いまして


雨のそぼ降る今夜も


チビリと舐めております。笑




要はおでん出汁の顆粒をほんの少しだけ・・。


これを8割の熱いお湯で溶いて「眞露」など


香りの弱いお酒を2割程度、注ぎまぜるだけ・・・。




これは冷えた夜に、そっと浸かるお風呂の有り難味に等しい・・、



ああ、幸せとはかくもシンプルなのでありますなぁ・・・♪♪












眞露のおでん汁割り。熱々っす♪♪

 
 









熱々の「おでん」。
見えてませんが黒はんぺんも入ってますっ♪♪






 

あぁ、『おでん割り焼酎』は、是非食事前に・・・、


空き腹に『その有り難味』がズンと来ますょ!!


そして、眞露などの焼酎は「お好みで適宜」が原則です。


私は1.5~2割程度(眞露25°)ですが・・・。







  
 
 
  


Posted by ひげ at 20:22Comments(0)池上本門寺

2012年10月17日

爽やかな秋












このところ朝晩の涼しさは


もう夏の名残りは消えて


すっかりと秋の空気に包まれています。



この週末は軽井沢のイベント。


もう黄葉を始めた「秋」を味わってまいります。








 
 
 
  
タグ :横濱


Posted by ひげ at 06:21Comments(0)横濱