2012年03月25日
「からっぽの木」の観る夢。
久しぶりの晴れた日曜日。
いつもの「からっぽの木」の丘。
夕方の風はまだ冷たく北から吹いてきます。
丘の上は春を待つ美しい景色。
自然光に包まれた穏やかな時間に
散歩を兼ねてこの木を訪れる人達も多い。
さて、先日、
同じカブリオレ乗りのyosioさんのブログに触発されまして、
http://yosio.weblogs.jp/cabriolet/
お値段の割りに精度のある
エステーの「エアーカウンターS」を購入して
各所を測り歩いております。
http://www.st-c.co.jp/air-counter/
測定線種は、γ(ガンマ)線。
9.99μSV/hから0.05μSV/hの範囲で計測できます。
今回は暫定として「からっぽの木」の周辺を計測してみました。
より正確を期すならば、
回数を二桁測り、最高値と最低値をはぶいて
平均を取らなければならないので
あくまでも暫定です。
匂いもなく、
目にも見えず、
直ちに健康に影響はないと言われ続けてきた
福一の事故による放射性物質。
私たちは兎角、
安易に記憶から消し去ってしまいたい気持ちは良くわかりますが、
実は、そういう意識の中に潜む落とし穴のように
その影響は長い時間をかけてきっと現れるはずです。
あの事故のときに広範囲に拡散してしまった放射性物質。
人間はゆっくりとした影響には敏感ではないことを自覚して、
いま私たちは少しずつ忘れつつあること、
しかし、少しずつ忍び寄るものにこそ
注意をはらっていくべきなのかもしれません。
きっとそれは、
いままで私たちが経験をしたこともない
大きなことなのですから・・・。

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同時刻、西の公園から眺めた富士の夕景。
私たちはこの美しい自然を
次の世代に大切に手渡さなければなりません。
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ちなみに自宅寝室は0.05μSV/h、玄関は0.14μSV/hでした。
0.11μSV/hで年間1mSV/Yになってしまいます。
内部被曝は含めないでも・・・。
「一般公衆が1年間にさらされてよい人工放射線の限度」が
1mSV/Yという情報があります。(ICRPの勧告による)
Posted by ひげ at 19:00│Comments(0)
│横濱
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