2009年03月29日
大岡川の桜と弘明寺界隈など
「桜二分 陽射し七分の 大岡川」
721年にインドの善無畏三蔵法師により開設されたと伝えられている「弘明寺」。
鎌倉時代には源家累代の祈願所とされ、
江戸時代には坂東三十三箇所観音霊場の十四番札所として人々が集ったそうです。
先日のTV東京の「出没!アド町ック天国」でも紹介された場所です。
http://www.tv-tokyo.co.jp/adomachi/090228/index.html
今年は古くからの桜に手を入れ、新しく植樹も加えた桜の名所、大岡川プロムナード。
http://freett.com/yokohema/love/htm/gumyuji.htm
今日はまだ咲きはじめたばかりの桜が多く、
開いた花を持つ枝木は数えるほどでしたが、
きっと来週末には満開の桜の下で人々の目を楽しませてくれることでしょう。
ライトアップされた夜桜も美しい景色です。

http://fujihige.dyndns.org/2009NEW/20090329_001.jpg

50センチを超える鯉たちが緩やかな流れに集う。
http://fujihige.dyndns.org/2009NEW/20090329_003.jpg

水辺まで降りられる場所も多い大岡川。

昔ながらの写真館。
http://fujihige.dyndns.org/2009NEW/20090329_005.jpg

巾着や布地など、ここでの小物の購入は愉しい。

http://fujihige.dyndns.org/2009NEW/20090329_006.jpg



ふとした日常の小路たちに「昭和」の気配が佇んでいる。

創業昭和33年。このお店の「揚げボール」は格安でとても美味しい!!
http://fujihige.dyndns.org/2009NEW/20090329_011.jpg


「弘明寺」の参道入り口。
http://fujihige.dyndns.org/2009NEW/20090329_013.jpg

「水辺」の景色は桜の開花を待っているかのよう・・・。
http://fujihige.dyndns.org/2009NEW/20090329_014.jpg

http://fujihige.dyndns.org/2009NEW/20090329_015.jpg


http://fujihige.dyndns.org/2009NEW/20090329_017.jpg



僕たちもいるよ。
●弘明寺商店街
http://www.gumyouji-shoutengai.com/index.html
2009年03月29日
この春
早咲きの八重の枝に
蜜を吸いにメジロが来ていました。

http://fujihige.dyndns.org/2009NEW/20090328_001.jpg
芽吹き前の「からっぽの木」の隣の桜は咲き始めたばかりで、
来週あたりが見ごろでしょう。


2009年03月25日
春の夜の嗜み
今朝桜の開花を通勤電車の中から確認しましたが、
今日は寒の戻り日でした。
この季節は別れと出会いの季節。
先ほど帰宅後「いきものがかり」の「YELL」をテレビで聞きました。
まだリリースされていないようですが、
心の深い部分に響くものがありました。
http://www.nhk.or.jp/ncon/music_program/kadaikyoku_j.html
http://www.youtube.com/watch?v=abIbO5C4BrU
http://www.youtube.com/watch?v=5-6pD1-wvoE
このところの読書としての近況報告でございます。
http://fujihige.dyndns.org/2009NEW/20090325_001.jpg

「あなたと、どこかへ。」の八人の作家による短編アンソロジー。
特に片岡義男の「遠い雷、赤い靴」は素晴らしい。
昔に読み耽った一連の作品を彷彿しました。嗚呼
この本のテーマは「ドライブ」。
恋人と、妻と、兄弟や家族、あるいはひとりで・・。
クルマはあくまでも主人公の人生の一部であって、
全てでないところがまた良い距離感です。
http://www.amazon.co.jp/gp/reader/4167717824/ref=sib_dp_pt#reader-link
次に上記アンソロジーにも執筆している川上弘美の「なんとなくの日々」。
こちらもとても好きです。
読み進むほどに肩の力は抜けてゆき、
彼女独特の穏やかに少し視点を低く置いた筆遣いに
いつのまにか心が解れてまいります。
http://www.shinchosha.co.jp/book/129238/
もう一冊の「漢字音符字典」。
これは学生時代から無意識に避けていた「漢字」と
正面から向き合うための沢山の中の一冊。
こういう事にこそ、余裕と時間をもって向かい合いたいものです。
http://www.amazon.co.jp/%E6%BC%A2%E5%AD%97%E9%9F%B3%E7%AC%A6%E5%AD%97%E5%85%B8%E2%80%95%E5%9F%8B%E3%82%82%E3%82%8C%E3%81%A6%E3%81%84%E3%81%9F%E6%BC%A2%E5%AD%97%E3%81%AE%E3%81%A4%E3%81%AA%E3%81%8C%E3%82%8A%E7%99%BA%E8%A6%8B-%E5%B1%B1%E6%9C%AC-%E5%BA%B7%E5%96%AC/dp/product-description/4990336011
2009年03月22日
「からっぽの木」アルバム6アップ致しました。

「からっぽの木」アルバム6をアップ致しました。
http://fujihige.dyndns.org/ICHIHOF.html
●トップページはこちらです。
http://fujihige.dyndns.org/ichihokara.html
●その1
http://fujihige.dyndns.org/2007/ICHIHOA.html
●その2
http://fujihige.dyndns.org/2007/ICHIHOB.html
●その3
http://fujihige.dyndns.org/2007/ICHIHOC.html
●その4
http://fujihige.dyndns.org/2007/ICHIHOD.html
●その5
http://fujihige.dyndns.org/ICHIHOE.html
「からっぽの木」の画像は300を超えました。
今回の「6」には動画も入れてあります。
どうぞお楽しみくださいませ。

2009年03月15日
ピクニック
ピクニック・・・といっても、
クルマにバケットや生ハム、
スモークサーモンに妖しいキャビア、ワインなどを積んで
いそいそとお天気の休日にお出かけ・・・、・・・、
ではなくて、目の前五十メートルのとこにあります
「からっぽの木」にピクニックっ!! 笑
当然、私もシャルドネを頂きますっ。


http://fujihige.dyndns.org/2009NEW/20090315_002.jpg


http://fujihige.dyndns.org/2009NEW/20090315_004.jpg

丘の上で、まったりとしていると見慣れたナンバーのEOSが・・・。
お仕事でしたらご苦労さんです。

2009年03月14日
愉しみよ、こんにちは(カフェ ダダリ)
2009年03月11日
O.P.E.N.焼津オフ2009.3.8
先日の日曜、静岡は焼津でオープンカーの集まり、
O.P.E.N.のオフの画像です。
当日は曇りから雨の予報でしたが、
東西から集まった四十名近くのご参加の方たちの熱気が
雨雲を払拭して日中は汗ばむくらいの暖かさに包まれて
雲間からは富士山も顔を覗かせる天候の好転でした。
そんな日本平の楽しかったカットをご紹介させていただきます。
http://fujihige.dyndns.org/2009NEW/2009YAIZU_DAY.html




2009年03月10日
続:「DADALLI DAY」
あれはまだ数十時間前の至福、
大崩海岸に孤高として建つ「カフェ ダダリ」。
古い記憶を辿れば、
約25年弱前のある日、
この場所を米国の友人、ブレントと二人で訪れた記憶があります。
当時、赤坂に住まいしていて、
そこから屋根を開けた赤い車で東名を使って
静岡インターを降りたのが約一時間半後、
彼のガールフレンドが丸子のとろろ汁で有名な丁子屋近くに実家がありました。
http://www.chojiya.info/
当時彼女は海外に居ましたが、
ブレントとひげは留守中にちゃっかりとご両親にとりいり、
彼女の実家で夕飯をご馳走になったばかりでなく
大きな客間に泊めてもらい、
彼女の弟さんたちと深夜まで騒いで市内をオープンにして徘徊して、
青春を謳歌しておりました。
そんな時に、この大崩海岸から海岸へ降りられる
唯一の場所ともいえる小浜の海岸に行った記憶を思い出しました。
まさに「カフェ ダダリ」は、今その場所に在ったのです。
過去の記憶と現在が交錯する中、
当時、海に面して建っていた建物は既に廃墟となっておりましたが、
記憶はいまだ鮮明に、そして暫し車から降りて眺めていた海が
ダダリを訪れた日にも目の前に広がっておりました。
※撮影・掲載はダダリ・オーナーのご承諾を頂いております。

http://fujihige.dyndns.org/2009NEW/DADALLI_DAY_007.jpg

http://fujihige.dyndns.org/2009NEW/DADALLI_DAY_008.jpg

http://fujihige.dyndns.org/2009NEW/DADALLI_DAY_009.jpg

http://fujihige.dyndns.org/2009NEW/DADALLI_DAY_010.jpg

http://fujihige.dyndns.org/2009NEW/DADALLI_DAY_011.jpg

http://fujihige.dyndns.org/2009NEW/DADALLI_DAY_012.jpg

http://fujihige.dyndns.org/2009NEW/DADALLI_DAY_013.jpg

http://fujihige.dyndns.org/2009NEW/DADALLI_DAY_014.jpg

http://fujihige.dyndns.org/2009NEW/DADALLI_DAY_015.jpg

「カフェ ダダリ」を下った海岸はこんな景色です。
http://fujihige.dyndns.org/2009NEW/DADALLI_DAY_016.jpg
先日訪ねました孤高の「カフェ ダダリ」、
併設する美術館での画像ページを作ってみました。
http://fujihige.dyndns.org/2009NEW/DADALLI.html
2009年03月08日
「DADALLI DAY」それは・・、
それは、ひとつの出会い。
それは、ひとつの景色。
そこは、アーティストを愛する人の集まる場所。
ここは、芸術を愛でる人たちの隠れ家。
そんな「奇跡」に恵まれて、
大崩海岸の「カフェ ダダリ」を訪ねることが叶いました。
オーナーご夫婦のあたたかいおもてなしに包まれて、
ガウディやサルバドール、そしてバスキアの作品の集います
この「稀有」ともいえる定点に、
いつも、いつのときも作品たちは駿河湾の澄んだ海を高く望みながら
時間と出会いの交差点をこの今という瞬間に刻んでおります。
それはまるで懐かしく穏やかな空間で
「BGMはこの風景と光と、海から吹いてくる風」という、
心の深い場所で共振する
あの何かへ向かう人生の味わいへの「ヒント」を
寡黙に語りかけてくれる場所であるといえるのです。

http://fujihige.dyndns.org/2009NEW/DADALLI_DAY_000.jpg

断崖絶壁の大崩海岸に終戦直後、
外国人が建てた別荘を開放した現代美術館とカフェ、
それが奇跡の「カフェ ダダリ」です。
http://fujihige.dyndns.org/2009NEW/DADALLI_DAY_001.jpg



BGMを流さないこういうロケーションには、
しな乃さんから教えて頂きました
芥川賞作家である川上弘美氏の「どこから行っても遠い町」を
風と波音を窓越しに聞きながら読む至福はたまらない幸せだと思います。
http://fujihige.dyndns.org/2009NEW/DADALLI_DAY_0011.jpg

http://fujihige.dyndns.org/2009NEW/DADALLI_DAY_0000.jpg

そういう時間を共有することの幸せを、今日は深く味わうことが叶いました。
http://fujihige.dyndns.org/2009NEW/DADALLI_DAY_00111.jpg
続く・・
先日訪ねました孤高の「カフェ ダダリ」、
併設する美術館での画像ページを作ってみました。
http://fujihige.dyndns.org/2009NEW/DADALLI.html
2009年03月07日
そらはやさしい
春色の空はやさしい
いつの間にか小走りで近づいてくる春
湿度を増した風と
強さを加えてゆく光
からっぽの木の周りの下草も
麗らかな陽射しに背伸びをしている。

http://fujihige.dyndns.org/2009NEW/20090307_001.jpg

http://fujihige.dyndns.org/2009NEW/20090307_002.jpg

http://fujihige.dyndns.org/2009NEW/20090307_003.jpg
2009年03月01日
ふゆがいくよ
本日の「からっぽの木」。
このところの雨模様の空には
行く冬の最後の名残が・・。

http://fujihige.dyndns.org/2009NEW/20090301_001.jpg

http://fujihige.dyndns.org/2009NEW/20090301_002.jpg

http://fujihige.dyndns.org/2009NEW/20090301_003.jpg

http://fujihige.dyndns.org/2009NEW/20090301_004.jpg

http://fujihige.dyndns.org/2009NEW/20090301_005.jpg

肥料以前に公園の芝生が削られてしまうことが多いのも事実なのですが・・・。
http://fujihige.dyndns.org/2009NEW/20090301_006.jpg
さて、このところ読み進めています
江戸もののファンタジー小説家、
畠中恵の『しゃばけ』は現在、
「しゃばけ」、「ぬしさまへ」、「ねこのばば」、
「おまけのこ」、「うそうそ」、「ちんぷんかん」、「いっちばん」、
絵本「みぃつけた」、そして、読本である「しゃばけ読本」まで
全て購入読破を終えております。
その中で一番の「余韻」をもつ「ちんぷんかん」の中の「はるがいくよ」は
とてもお気に入りでございます。

http://fujihige.dyndns.org/2009NEW/20090301_007.jpg

http://fujihige.dyndns.org/2009NEW/20090301_008.jpg
●「しゃばけ」
http://www.shinchosha.co.jp/shabake/book/