2010年12月30日

今年も残すところあと二日ばかり。





今年も残すところあと二日ばかり。



あの記録的な暑さの夏からまだ四ヶ月。

既にこの寒さから遠い記憶になりつつありますね。


人は辛いこと、耐えられらいことを乗り越えて

時間の経過とともにその「辛さの角」を

丸くする「性質」があります。

ある意味それはとても有り難い性格であり、

齢を重ねるにつけ日々その恩恵を浴びております。


それはそれで悪い事ではない。



さて、我が国の経済情勢の失速とともに、

必要以上の建築や工事によって

どんどんと景色が変わってしまうことも抑制が掛かる・・

そんな時代になりましたが、

まだまだ「ずっとそこに在ったもの」が

いつの間にか忽然と消えてしまうことがあります。



子供の頃から遊んでいた広場や山、

小さな藪だけでなく、

見慣れ親しんだ近所の古いアパートや

通学路沿いの庭に停まっていた黄色いビートル。

秋に濃い橙色の実りを実らせた柿木などなど、

その見慣れていた景色の変化は枚挙に遑(いとま)がありません。



その変化が仕事を生み、産業を活性化して

それが経済成長の名の下に「善」とされていた時代は遠く過ぎ

そろそろ、早足で走り飛び越えてきた歩幅のあいだに見逃してきた

大切なものに目を向ける時代が

ドアを叩いているような気がします。


来年はいつも、

手元不如意ながら背筋を伸ばして

希望だけは溢れていたあの若き頃に立ち返り

自分なりの歩幅を味わい・愉しんでゆきたいと思っている

今日この日でございます。













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Posted by ひげ at 11:47Comments(2)からっぽの木

2010年12月25日

探していた味『パッパニーニョ・ブレンド』。








珈琲の味は様々ですが、

自分の好みの味には

なかなか出会えるものではありません。



先日の森戸神社の催しで購入しました

葉山の珈琲『パッパニーニョ』のブレンド豆。

自宅でとても愉しんでおります。

このパッパニーニョ・ブレンドは私にとって

やっと出会えた好みの美味しいお味です。




今日はそんなお店を葉山に訪ねて

冬の厳寒の北風の中、

南葉山にステアリングを切りました。




『パッパニーニョ』は葉山御用邸から閑静な住宅街を

海を背にして約三百メートル程入ったお店。

とても穏やかな時間を珈琲の芳香と喉越し、

味に静かにひたることができるお店です。

駐車場は八台、

小さな集まりにも良いですね。

数分以内のご近所の某スギヤマ氏やトニー氏などとの

息抜きにも・・・。笑





ここでの珈琲は静かな葉山時間の「短針」をゆるりと自分のペースで

珈琲の香りと共に味わえる「ささやかな至福」なのです。


またひとつ葉山に、お気に入りのお店を見つけることができました。

豆だけでなく同時に購入したココア、

冷え込む今夜にでも・・・。嬉







★『パッパニーニョ』

http://www.pappanino.com/index.htm





逸話と呼ぶにはあまりにも知られたお話。

挿話としてオーナーの経歴もあわせてお読みくださいませ。


http://ja.wikipedia.org/wiki/%E4%BA%8C%E5%AE%AE%E5%AF%9B















「凛」とした静かな室内。外は風が強かったけれど
この空間は穏やかな時間が流れる。


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大きな顔して失礼しました・・。むふっ

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南に大きく開いた窓から暖かな陽射しが射し込んできます。

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大きな「南窓」から注ぎ来る冬の太陽・・。
外は冷たい北風、でも室内は心地良い空間が約束されます。

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葉山の海。今日はシケ模様。沢山「うさぎ」が飛んでいました。

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遠く太平洋から渡り来る波。

温暖化の影響で、この葉山の海も水位が上っています。
南風の強い満潮時には砂よりも飛沫が気になる時代になるのでしょうか・・。


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----- 追伸として -----

『パッパニーニョ』で購入した「ココア」。

この凍てつく夜に毎晩頂いております。
一缶で約23杯分、ささやかで温かい「コク」がある。

これはね、幸せのひとつの形だと思いますよ。
どれ今晩も・・。むふふっ

http://www.pappanino.com/omanhene.htm












 
 
  
 
 
  
タグ :珈琲葉山


Posted by ひげ at 14:25Comments(0)葉山

2010年12月23日

2010年12月23日

『朝(あした)の光り』









朝の光りはとても優しい

それでいて「希望」への活力を

ささやかに照らし出してくれます。



今朝の南太田四丁目公園からの富士。

先日よりもだいぶ雪が深くなりました。


朝の風はキンと冷たいけれど

薄霜を踏みながらの散歩は心あたたかい。



清水ヶ丘公園の「からっぽの木」にも

その朝の光りが穏やかに降り注いで

師走の喧騒を忘れさせてくれます。


この時間帯は地元の人達の散歩で

程よくにぎわう「からっぽの木」の

枝先の葉もだいぶ落ちました。







ごくごく当たり前の

どこにでもある「景色」に立ち

少し角度を変え、欲を抑えると

いままで気づかなかった

手の中にある「あたたかさ」にホッとします。

あとわずかで訪れる年も

穏やかで良い年でありますように。















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Posted by ひげ at 08:53Comments(2)からっぽの木

2010年12月11日

茜色の空。







今日の夕日。

夕暮れは心穏やかに、

静かに懐かしさを噛みしめる時刻です。


何度眺めても、

いつ、目の前にその景色が現れても、

心が瞬時にシンクロする。


今日、貴方は、

何処でこの夕焼けを眺めましたか・・・。











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Posted by ひげ at 20:17Comments(2)横濱

2010年12月04日

『葉山なう!』






葉山なう!



と、荒れた天候後の富士が綺麗なので

幾つかの撮影をしました。

毎年恒例の師走の多忙と体調低下。

ここ数日体調を崩した後なので

「サクッ!」と撮影して帰宅です。










いつもの葉山からの富士。
冬は特に美しい姿を観ることができます。

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長者が崎からの景色は冬そのものです。

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自宅隣の南太田四丁目公園からの同日の富士です。
ちなみに自宅前の「清水ヶ丘公園南側小広場」には
来年1月から3月に施設改修工事が入ります。

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「からっぽの木」から観た早朝の東京湾。
薄っすらと見える対岸の房総半島。
冬は特に輝く海がとても綺麗です。

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治療中の「からっぽの木」も冬の朝陽を浴びています。

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お天気の良い休日。この師走の「早朝のからっぽの木」は、
お散歩のお勧めです。

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そう、

「からっぽの木」へは長い階段、高い坂道を登らなくてはなりません。

膝をかばい、弾む息を感じながら上って、

ふと見上げる「からっぽの木」。

そこには広がる空に浮かぶ白い雲が・・・。


それは司馬遼太郎原作の「坂の上の雲」のように

気宇壮大で爽やかな気分を得ることができる機会でもあるのです。



戦争というものは在ってはならないものですが、

NHKスペシャルドラマ「坂の上の雲」のこのメロディ。

サラの歌声をいま気に入っています。










http://www.youtube.com/watch?v=4jSbLq56a5s&feature=related

http://www.youtube.com/watch?v=VQsD8fKsho4&feature=related








Stand Alone

作詞:小山薫堂


ちいさな光が 歩んだ道を照らす

希望のつぼみが 遠くを見つめていた

迷い悩むほどに 人は強さを掴むから 夢をみる

凛として旅立つ 一朶の雲を目指し


あなたと歩んだ あの日の道を探す

ひとりの祈りが 心をつないでゆく

空に 手を広げ ふりそそぐ光あつめて

友に 届けと放てば 夢叶う

はてなき想いを 明日の風に乗せて


わたしは信じる 新たな時がめぐる

凛として旅立つ 一朶の雲を目指し


 
 
 
 



 
 
  
  


Posted by ひげ at 22:35Comments(0)葉山