2013年07月31日

「陽だまりの彼女」














先日、「陽だまりの彼女」という本を

馴染みの本屋さんで購入しました。



なんでも女性が自分の彼氏に読ませたい本の

第一位の本だそうで、

ちょっと興味を持って頼んでおいた本です。



私は以前から男女間の意識のギャップに興味があって、

いろいろな体験を・・、・・い、いや、

本を乱読しているのですが、

そういう視点を抜きにしても

とても愉しめた本でした。



あまり難しい言い回しは使わずにまとめられているのも好感で、

学生時代以来の十年の空白期間を経て

再び出会った(謎)二人が

肝心なことには触れずに綴る恋愛小説。



その触れられなかった事実が

ある日を境に紐解かれてゆく・・・。

うむっ・・!!

もう、一気に読んでしまいました♪♪



久しぶりに読書後の清涼感と

それと同等の寂寞感を味わうことができました。

こういう読書後の「心持ち」は大好物ですねぇ♪♪ じゅる


読み進むうちに思ったのですが、

この本の底に流れているもの・・・、

市川拓司氏の「恋愛寫真」に相通じるものがあります。



難しいことは良く分かりませんが、

本好きの琴線を擽(くすぐ)ってくる・・・。

何かそんな印象を受けたお気に入りの一冊となりました。



蛇足かもしれませんが、

この小説は同タイトルでこの秋ロードショーとのことです。


http://www.hidamari-movie.com/











  


Posted by ひげ at 20:51Comments(0)読書

2013年07月28日

Sound of Honda - A.Senna 1989







1980年代のクルマ好きならばホンダF1への思いは


いまだに記憶の奥に忍ばせていることでしょう。


それ以前のF1は死亡率5割といわれた


ドライバー(F1ではパイロットという)には過酷で


凄まじい仕事が要求された時代でした。


しかしそれを観るものにとっては、


とても刺激的なショー。



伝説的なドライバーやメーカーが


目の前で命と名声を賭けた戦いを繰り広げて


多くの伝説が生み出されたのです。


さて、お話をホンダF1に戻しまして


ホンダのドライバーといえばセナ。


ブラジルの英雄で1994年にサンマリノGPで


決勝レースを走りながら事故死したアイルトン・セナは、


日本人にもっとも愛されたドライバーでもありました。



この動画は、mixに友人の駄美さんがユーチューブから見つけて


紹介したものですが、


あまりに素晴らしいのでここに・・・。















http://youtu.be/oeO2q8FzcnM


http://youtu.be/RVeSYyYzjhY
  


Posted by ひげ at 19:14Comments(0)F1

2013年07月28日

三伏の候、然らば野毛「侘助」へ








「みなさんお元気ですか?」・・・と言っても


1988年の井上陽水の日産セフィーロのCFではありません。


・・・暑い中、失礼いたしました。汗




 
さて、このところの酷暑に心も身体も頭もヤラレておりますが、


ここ十数年にわたり、


年々夏の気温と暑さが増している温暖化な日本。


昔の夏夜は短パンにランニング(古っ!)では涼しくて


もう一枚羽織りたかったのですが、


あの記憶も今は昔、そんな過去の思い出が懐かしい最近の陽気ですね。




そんな中、この週末には退社後、


久しぶりに野毛の「侘助」の暖簾をくぐり


美味しい日本酒と会話な時間が叶いました。




野毛の名店とも言えますこの「侘助」は、


昨年末のあのテレ東の「出没!アド街ック天国」にも出ました


野毛の通人たちが足蹴く通う、


静かな昭和の歴史と時間が流れるような


味わい深いお店で、


日本酒の拘りはいつも私の舌と心を満足させてくれるお店です。


http://www.tv-tokyo.co.jp/adomachi/backnumber/20121201/


http://fujihige11.hama1.jp/e1009954.html

http://fujihige11.hama1.jp/e1011553.html




自宅ではなく、


他所で「お酒を呑もう!」と思わせる雰囲気と


穏やかな時間が約束されるお店。


最近は少なくなりましたよね。


中にはお客がお店に気を遣ったり、


無理に自分を合わせたり・・・。


そんなお店が散在する最近の風潮の中、


「侘助」のようなお店にはついつい足が向かってしまうのですょ。










まずは冷えた静岡の「杉錦」。
春には瑞々しく感じた咽越しがこの酷暑には色気が加わって美味い!!














お通し七品。夏の暑さに負けない味わいです♪♪














二杯目は愛媛「石鎚」。無濾過純米 槽搾り。
2013年IWC純米酒の部、ゴールド受賞した一本。ひっく

http://www.ishizuchi.co.jp/














ツマミは名物「野毛焼き」。ひっく、うぃ~














こちらは赤・・・、・・・、・・・あ、あれれっ・・・ひっくひっく














酔った頭で思わず見上げると天井には昭和な碍子(がいし)が懐かしい♪♪♪










 



〆の一献はママのお勧め兵庫の「龍力 祇園 2002」。
山田錦100%で精米歩合92%のコクありでフルーティな止めでした。ガクガク













何故か、い、いや、いつもの通り続く・・・、・・・。ニヤリ 



 
 
 
  
 
 
 
 
 
 
  


Posted by ひげ at 14:02Comments(0)野毛

2013年07月25日

「読書欲」(Net Planet)について

















私には、いま抱えている問題があります。

それは最近の懐具合の中で遣り繰りしていた本の購入。

買った本を置いておくスペースの問題も大ではありますが、

なにせ半端ではない本の量に財布は痩せる一方で、

数年前から一回に数冊~数十冊という本の購入を

「なんとかしないといかんなぁ」と思い悩んでおりました。



そんな時にフッと、

前述のネットで読める著作権の切れた文学作品を集めました

無料で読める「青空文庫」を思い出しまして

試しに自分の読みたい分野を幾つかのキーワードにして

ネット検索してみました。



そうしましたら「予想以上」に無料で読める小説が出てまいります。

これは、おおよそ書籍化された出版領域では

所謂、ライトノベルと呼ばれる分野なのですが(書誌学的にはヤングアダルト)、

ネットで読めるこの種の小説類は、

プロではなくアマチュアやセミプロの小説好きな人たちが書いている

自由でおおらかな小説の世界なのです。

まあ、少し表現を変えるならば同人誌小説の世界かな・・・。




そしてそれは、完結した小説もあれば現在掲載・執筆中のものもあり、

ネット世界に散在する幾つものグループ「集合体」の中で

それぞれが探し易いように独自に「分類」されています。

横断検索でもっと簡易に見つけられると良いのですが・・・。(汗)



例えば恋愛ものであるとか学園ものであるとか、

もう少し大きなキーワードではファンタジーであるとか

スポーツものであるとか、

壮大なものから、中にはガールズラブとか・・・ハハハ(滝汗)

そんなグループがネット世界では幾つも存在して

さながら地球上における各国のように

微妙にその特徴・カラーを彩り放っているのです。



このお話も私のブログに前述ではあるのですが、

プレビュー数の多い人気のネット小説は

各出版社から声が掛かり書籍化という流れも得られて

めでたくプロデビューする人たちもいて、

いま無料で読めるネット小説は

見えないところで大きな時流を作っているようです。



さて昨年ぐらいから私もこのネット小説関係にハマっているのですが、

ネットで注目されて書籍を出し映画にもなった市川拓司氏のような凄い書き手から、

中には読んでいると申し訳なくも耐えられないようなものまで、

いろいろと同列で散在しているので、

自分の気に入った作家を探したり、

心入れて読める小説にまで行き着くには、

検索の工夫と多大な時間、そして忍耐強い労力が必要とされます。



さてさて、ここで私の膨大なブックマークをすべて、

私のお勧めとして羅列しても良いのですが、

実は「人に小説を薦める」という行為はとても難しいことなのです。

これは経験したことのある人ならば

「そぅそぅ!!」とご賛同頂けるはず・・・。



でも、これだけ引っ張っておいてから、

何もご紹介しないのは申し訳ありませんので、

昨年に読み耽っていたネット小説をひとつだけご紹介させて頂きます。



これは「魔法のiランド」というグループの中から

肩の力を抜いて気軽に読むことが出来る佳篇な一点、

スポーツと友情・愛を柱としたファンタジーな「奇跡は2度降り注ぐ」です。



http://ip.tosp.co.jp/BK/TosBk100.asp?Pid=6059730&BookId=7






そしてもう一冊。

これはネット上ではなく実際に刊行されていた名作といわれている本。

書誌名は「たんぽぽ娘」。

ロバート・F・ヤング著で1962年執筆、伊藤典夫訳です。

これはSFファンタジーの名品と云われていて、

所謂、タイムトラベルものの恋愛短編の秀作です。



あの「ビブリア古書堂の事件手帖3」の第1話にも由来が登場している短編で、

長い間、絶版となっておりましたが、

最近刊行されました「栞子さんの本棚 ビブリア古書堂セレクトブック」の

アンソロジーに収録されています。

この本には坂口安吾の妻の坂口三千代が執筆した

「クラクラ日記」なども抜粋されているので、

気に入った本を探すために読んでみるのも良いでしょう。




短編なのでアブストは割愛させて頂きますがお薦めの一冊です。

尚、「たんぽぽ娘」は今年5月に河出書房新社から、

同6月には復刊ドットコムからも単行本で出版されております。










「たんぽぽ娘」、河出書房新社

http://www.kawade.co.jp/np/isbn/9784309622071/

























っ!! また今日も衝動買いしてしまった・・・、・・・、・・・。











ぁぁ、読書の時間がもっとほしい・・・。

某くじが当たったら、老後は本を積み上げて家を建てよう・・・。爆

右手に酒、左手に本。

これが本当の本仕込・・・、・・・、・・・。ぁ





  
  
タグ :読書


Posted by ひげ at 21:37Comments(0)読書

2013年07月22日

『聞いてる、ミランダ?』







その本を再び手に入れることができたのは、ほんの小さな巡り合わせでした。




いまから四十年前に少しだけ満たない頃、近所の本屋で購入した本。


私が学生時代の1975年初版の翻訳本で刊行と同時に購入した一冊。


タイトルは「聞いてる、ミランダ?」、講談社で出されていた本です。


現在では版元絶版という、所謂、在庫もないため購入できない本です。




そんなお気に入りの一冊をいつも手元に置いていたはずでしたが、


引越しやらなにやらでいつの間にか無くなってしまい


数年前からネットで探していたのです。




21才で他界した母親をもつ主人公である娘ミランダ。


ティーンエイジャーである彼女が生きることや


父親との葛藤を深く抱えていた時に、


母親が娘に生前残しておいたテープを父親から渡され、


幼少のころに聞いた懐かしい母親の声をカセットに入れて


自宅から遠く離れた場所でひとり、


自分に宛てた「生きたメッセージ」を聞き取りながら旅をするストーリーです。


その家出ともいえる旅の中で、自分を見つめ、


やがて父親への誤解を解き、


今は無き家族たちへの理解も得てゆくという物語です。




今の自分とたいして歳の違わない母親が、言葉を選びながら


いま自分に語り掛けてくる・・・、


その懐かしい声に心を揺らしながら聞くテープは全部で四本。


少しずつ弱っていく母親の声。残り少なくなってゆくテープ。


そして明らかにされた衝撃の真実。


テープの声に励まされながら、一言も聞き漏らすまいと聞き入る19歳の娘。


その先にはいったいどんな展開が・・・・。





そんな物語をまた読み直したくなり、ネットでも探していたのですが、


見つかるときは見つかるもので、青森の古書店に一冊。


もう一冊はオークションに出されていました。




早速、手に入れた懐かしい装丁は、いかにも昔風のあの時代の作りです。笑


ほぼ間違いなく覚えていた文章もあれば、


あれほど読んだにもかかわらず、まるっきり覚えていなかったところもあり、


深夜に少しずつ読み進めております。




さて、私にはそういう本が近年に数冊あり、


便利なネットで時折探し歩いています。


たとえば、もう一冊は旧ソビエトの作家


ペトローヴィチ・バジョーフの著した「石の花」。


これは児童書として別名「孔雀石の小箱」というタイトルでもあるようです。


手に入るといいなぁ・・・。




こういう過去への探求と時間を忘れたお遊びは、


誰にでも持ち合わせている事柄でしょうし、


自分だけの特別に大切な愉しみでもあると思います。





今度また、あの某BARの「S字カウンター」で一人私がニヤニヤしていましたら、


是非、わたしに話し掛けてみてください。


「また何かお気に入りの本が見つかったのでしょ!」と・・・。






 
 




 
 















 
 
 
  
 
 

 
 
 
 
  


Posted by ひげ at 20:32Comments(0)読書

2013年07月21日

夕暮れのカブリオレ














久しぶりの夕暮れ時のオープンラン。


日中の強い陽射しは海風がそっと運び去り


先週から関東にまで遠征していたオホーツク高気圧の影響か


空は高く、秋を思わせる雲が浮かんでいた。




昨日封切りの「風立ちぬ」の描写も素晴らしかったけれど


いま、目の前に広がる空も素晴らしく美しい。




午睡後に外出してよかった・・・。


見上げなければ気づかない空の下。


赤煉瓦でのイベントを脇に見て


昨晩の愉しいひと時を思い出しながら


野毛の旧バラ荘の前もスイッと流して


夕暮れのオープンランは終わったのでした。













山手の十番館前、外人墓地越しの横濱の夕空が懐かしさを誘います。














夕刻の景色は、今も昔も変わらず横濱の空を彩っていたのでしょう。














自宅隣の「からっぽの木」にも夕闇は忍び寄ってきて、今日の帳を下ろしてゆくのです。













 
ポール・ヴァレリー「海辺の墓地」の一節
『Le vent se lève, il faut tenter de vivre』に思いを馳せて・・・。






 
 
   
 
 


 
 
 
 
 
  

 
  


  


Posted by ひげ at 20:00Comments(0)横濱

2013年07月14日

野毛「旧バラ荘」三周年パーティー・レポート。






例年よりも十五日も早く梅雨があけた関東地方。


この七夕の日、気温35度の猛暑の照返しは


アスファルト上ではきっと50度に近かったのでしょうね。




そんな蒸し暑い日中の太陽が西に少しずつ傾いて


やっとその熱がわずかに緩んだころ、


野毛の「旧バラ荘」には甘くメロウなメロディが流れ出しました。




この日「旧バラ荘」は現在のオーナー相馬氏が


昭和24年から続くBARを引き継いでから


三周年に当たるライブ・パーティーの熱い夜でした。




三々五々集まった浴衣姿の美しい女性たちや


経歴不詳、年齢も仕事も不明、国籍や性別・・は・・・ハハハ・・、


見た通りの妖しい男性たちも集まって、


旧バラ荘の店内には「薔薇」の香りと、


LED蝋燭や七色の淡い光がカウンターに瞬いて、


五十人を軽く超えたライブ・パーティーは


外にまで溢れるなか8時からスタートしました。




ライブは素朴で懐かしく、それでいてパワフルなビトさんと、


甘くメロウでアダルトなメロディーのはげまるさんたちの心に沁みる演奏。


照度を落としてゆく蒼い空の下で、


宵のアルコールを次々と呑み込んで


私たちの「野毛時間」は過ぎて行ったのです。


この年に一回のパーティーは、


たぶん私のお暇した後も延々と続いたのでしょうね。




今年の夏はまだ始まったばかりです。


これからの旧バラ荘では、たぶんキンと冷えた缶ビールが


私たちを待っていてくれることでしょう。




さてさて、今回撮影担当の私としまして、


今回は動画を中心に撮影させていただきましたが、


あまりにも大勢の参加者に


ひとつひとつお顔出しの許可は取ることができませんでしたので、


このブログでのお顔のスナップはすべて動画の方に・・。


そして動画は後日、相馬さんに何枚かDVDに焼いて預けておきたいと思います。


どうぞ「旧バラ荘」にお寄りのときにでもご覧になってみてくださいませ。















夕暮れ時に「旧バラ荘」に集まりだす人・人・人・・・・・。 
 














受付が開始されるころ・・・・・、










 


 
店内では準備がもう整っていて・・・、














窓から入ってくる外の光も少しずつ照度を落としてゆく・・・・・・。














 














「旧バラ荘」を現オーナーが引き継いで三年目のこの日。














野毛の小路に夕闇が近づいて・・・。















この「旧バラ荘」は・・・・もうね、「昭和のBAR」そのものですよ。














旧バラ荘の三周年記念パーティーはスタートしました。














この日のライブバトルの勝者には「旧バラ荘」の年間呑み放題パスが・・。














聞こえ出したメロディーが・・・、














窓から野毛の町に流れ出します。














もう、絵になります昭和24年の「景色」がいまも・・・っ!!














バブル時代の霞町にも赤坂にも六本木にもない雰囲気の世界です。














そんなメロディーを聞きつけて、














店外の受付にも・・・、














続々と人が集まりだします。





























リアルなライブの臨場感に・・・、














店内ではもう「浮遊する満足感」に漂う人たちばかり・・・。














甘くメロウでアダルトなメロディーのはげまるさんたちの心震える演奏。














有名人のはげまるさんのブログで野毛を知った人たちも多いのです。

●「はげまるのぶら~り日記 横浜の渋い空間散策日記」
http://blog.goo.ne.jp/hagemarupika/e/502b2817fec42c8085a0255147fb6b4e














素朴で懐かしく、それでいてパワフルなビトさんのライブも圧巻です。














もうね・・・、














店内だけでなく外にも溢れ・騒ぎ・踊る人たちの熱気がすごかった。














みんなそれぞれ健全でいて妖しい人たちばかりの














濃くも愉しいパーティーでした♪♪♪














お客さんの持ち寄ったシャンパン?の蓋で作った呑兵衛椅子。笑














あの「S字」のカウンターでも撮影です。














焼きあがったライブDVDは取りっぱなしですが近々に旧バラ荘にお持ちしますね。















その遊び心は集まる人たちを若々しくしてくれるのです。笑



 
 
 


 
撮影担当は「カメラはセクシー激写部門担当にブログでは、エロをひた隠すひげさん。」
と、ご紹介いただきましたわたしです。大爆 












ライブのある夜は、当日メニューのすべては、ほぼワンショット500円です。
この夜は「酔っ払うことが仕事」だったオーナー相馬さん・・・、・・・・、・・・・。 


 
 
 
 
 
 
 
 
 
 

 
 









 
 
 
 
 
 
 


  


DVDにも焼きました店主挨拶から、

メインイベントの頂上対決の投げ銭ライブ。

野毛ベスト浴衣コンテストなどなどと、

次々とイベントが進む中、

飛び入り突撃ライブセッションも行われたこの夜。

「旧バラ荘」ではスペシャルな時間が過ぎて行くのでした。

 
 
  
  
 
 
 
 
 
 




そして、ライブ対決の勝者は僅差ではげまる軍団にっ!!

お酒を只で呑める「旧バラ荘」年間パスポートをゲットしましたっ!!
 
 
 
 










・・・で、いまあえて「旧バラ荘」とは何だろう・・・と。



何だろうねぇ、


お店が開いていれば(笑)、肩の力抜ける空間だし、


野毛で安い値段で安心して、女性一人でも呑める場所でもあるし、


一人でも自分の親やその前の時代を静かに味わえる雰囲気が約束されているし、


もし、貴方がはじめて野毛に来たおとなしい女性であったとしても、


カウンターの中の相馬さんに自然に気安く一杯頼める店であって、


飲みたいお酒を知らなくても彼に相談すれば・・、


たとえば、アルコール少なめで・・爽やかなオ・サ・ケ・・・・とオーダーすれば、


彼は「ちょっと困ったよう・・」な仕草で何がしかのお酒を作ってくれるでしょう。


あ、パーティーのときに「薔薇のジャム」を手渡しましたから、


或いは、それを入れたカクテルなどを・・・・、・・・・。


兎に角、呑みましょう。


こんな時代にお互い生まれ合わせた「偶然」と、


この野毛という場所を辿る気持ちに対する「必然」に、


只、一歩、その足を前に出すだけで良いのですから。








 
 
 
 
 
 

 
 
  
タグ :旧バラ荘


Posted by ひげ at 11:00Comments(0)野毛

2013年07月09日

[予告]野毛「旧バラ荘」三周年パーティー・レポート・・・へ。














えっ・・・、・・・、・・・引っぱりま・・・ます・・・ネ・・・。

  
タグ :旧バラ荘


Posted by ひげ at 21:20Comments(0)野毛

2013年07月08日

[予告]  野毛「旧バラ荘」三周年パーティー・レポート。













現在、鋭意作成ちゅぅー。
















  
タグ :旧バラ荘


Posted by ひげ at 21:44Comments(0)野毛

2013年07月06日

「風立ちぬ」

















「風立ちぬ」といえば堀辰雄の小説を思い出す人も多いでしょう。


私も中学の頃に母の蔵書の中から壇一雄の「リツ子」の二冊や、


堀辰雄などを読み耽ったものです。


当時の文庫は、いわゆる旧仮名遣い(歴史的仮名遣)で


とても読み辛かったのですが、


その純文学の世界に引き込まれるように頁を捲ったのが


現在のわたしの本好きに繋がっているのだと思います。





さて、今回は堀辰雄の「風立ちぬ」のお話ではなくて同名の、


この夏、7月に封切られる宮崎駿のジブリ映画「風立ちぬ」のお話です。


この映画は日本で戦時中に開発されました


戦争初期に世界の基準を超えていた名戦闘機「零戦」の開発と恋の物語、


宮崎駿の世界です。





戦後生まれで当時の惨劇を幸いに知らないわたし。


戦争そのものを美化する気持ちは毛頭ありませんが、


世界基準を超えた飛行機を自分たちで作り上げるという


高い志には心も震えます。


また別のお話ですが、


その零戦の物語を小説として書き上げた百田尚樹「永遠の0」も読みました。




戦時という過酷な状況の中で揺れ動く心を


現代の人間の視点で綴られたこの本もまた、


年度のミリオンヒットを記録したそうです。








●『永遠の0』百田尚樹
http://ja.wikipedia.org/wiki/%E6%B0%B8%E9%81%A0%E3%81%AE0





「忙しい」とは心を亡くすと書き、


「忘れる」とは同じように亡くす心と綴ります。


わたしたちは知るべきことを知らずして


知る必要もないことがらばかりに気を病んでいます。


ずっと不動と思っていた足元すらも揺れ動かされる昨今の世の中、


いろいろな意味で今の社会に必要とされつつある課題ではないでしょうか。





そんな混沌とした自分の揺れ動く毎日に


一度、足を止め視点を変えて考えるのも良いかもしれない。


そんなキッカケとして・・・、


いやいや、毎作劇場で観ていますジブリの映画ですから、


いまから7月20日の封切りを楽しみにしているのです。













●スタジオジブリ公式「風立ちぬ」(堀越二郎と堀辰雄に敬意を込めて。)

http://kazetachinu.jp/







●青空文庫

http://www.aozora.gr.jp/

●堀辰雄の「風立ちぬ」

http://www.aozora.gr.jp/cards/001030/files/4803_14204.html











●「大空のサムライ」坂井 三郎

http://ja.wikipedia.org/wiki/%E5%A4%A7%E7%A9%BA%E3%81%AE%E3%82%B5%E3%83%A0%E3%83%A9%E3%82%A4




 
 
 






●「祖父たちの零戦」神立 尚紀

http://book.akahoshitakuya.com/b/4062163020


 








 

●「堀越二郎と零戦」学研パブリッシング

http://hon.gakken.jp/magazine/2709678083



 
 
 
 
  
 
 
    
 
 




 
 
 
 
  



 
  
 
 
  


Posted by ひげ at 08:25Comments(0)映画

2013年07月06日

わたしの「ブログの綴り方」その3







さて「その3」はブログに貼る画像についてです。

個人のブログの場合は基本的に自分が撮影したものを使用しますが、

公式に広く発表になったものは常識の範囲内で利用させていただくことも時としてあります。

その場合は、必ず出典先やURLを明記して基本的に紹介という姿勢を貫きます。



また、自分が撮影した画像であっても全て使えるわけではありません。

お店内全体やディスプレィの陳列物、価格が表示されているもの、

また、人のお顔などにも肖像権がありますから注意が必要です。

基本的には著作権・肖像権・無断転載・引用などに注意が必要です。



わたしは撮影前に出来る限り「自分の個人的ブログに使用するために

撮影の許可」を取るように心がけています。



また、事故・事件に遭遇した場合など人のご不幸な場合には撮影すら行ないません。

常に逆の立場で考えるように努めているつもりです。

例外として現場の保存や証拠となるための撮影は事件などの解決の糸口として

撮影だけはすることがあるかもしれませんが、

幸いにもいまのところはそこまでのシーンに遭遇したことはありませんが・・・。




さて、幾つもの制約があるかもしれませんが、

上記にさえ注意していれば、

あとは気楽に自分の興味あるものや綺麗なもの、

気持ちが冴え冴えとしたり、気分の良くなるもの、

そして懐かしいものなどの画像を沢山撮影します。

多いときは数百カットを超えます。



その中からブログで使えそうなものを選び

フォトショCS6で若干の手直しを入れます。

たとえばこのブログにはバランスを考えて

上限の左右最大350pixlにトリミング・縮小して、

複数枚でしたら「組み写真」の要領で選定し順番を決めます。


ではどのような画像をどんな基準で選んでいるかと申しますと、

わたしの場合は最初に「書く内容」と「画像」のイメージを

なるべく同じ意味づけの繋がりを考える・・・

ということ以外にはあまり気を遣っていません。

文章の足りないところを画像が補い、

画像が文章の導くような感じ・・・かな。笑

あまり風呂敷を広げるつもりもありませんから、

所詮、そんなところで自身が作りながら愉しんでいるのです。












以下は手を入れる前のもの。

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「風立ちぬ」といえば堀辰雄の小説を思い出す人も多いでしょう。
私も中学の頃に母の蔵書の中から壇一雄の「律子」シリーズや
堀辰雄を読みふけったものです。
当時の文庫は、いわゆる旧仮名遣いで
とても読み辛かったのですが、
その純文学の世界に引き込まれるように頁を捲ったのが
現在のわたしの文学好きに繋がっているのです。

さて、今回は堀辰雄のお話ではなくて、
この夏、7月に封切られる宮崎駿のジブリ映画「風立ちぬ」のお話です。
この映画は日本の戦時中に開発された
当時の世界基準を超えた戦闘機「零戦」の開発と恋の物語です。


戦後生まれで当時の惨劇を幸いに知らないわたし。
戦争そのものを美化する気持ちは毛頭ありませんが、
世界基準を超えた飛行機を自分たちで作り上げるという
高い志には心が震えます。
そしてその零戦の物語を小説として書き上げた「永遠の0」を読みました。
戦時という過酷な状況の中で揺れ動く心を
現代の人間の視点で綴られたこの本もまた、
年度のベストセラーを記録したそうです。

ずっと不動と思っていた足元すらも揺れ動かされる昨今、
実にタイムリーな話題ではないでしょうか。

「忙しい」とは心を亡くすと書き、
「忘れる」とは同じように亡くす心と綴ります。
わたしたちは知るべきことを知らずして
知る必要もないことがらばかりに気を病んでいます。

そんな混沌とした自分の毎日に
一度、足を止め視点を変えて考えるのにも、
いや、何よりもジブリの映画ですから、
期待しちゃって7月の封切りを楽しみにしているのです。



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Posted by ひげ at 07:45Comments(0)ブログについて