2009年09月06日
『往く夏、午後の陽射し』
往く夏、午後の陽射しは、
どこか力無く、どこか遣る瀬無い。
これから先に希望を描く若者の熱さではなく、
やがて訪れる穏やかな年月に向かう
壮年の瞳の潤みにも似ている。
南に去っていく今年の夏。
蝉たちは嘆くでもなく、笑うでもなく、
只、ひたすらに「今」の謳歌に余念がないけれど、
空と風は既に秋の匂いを予感させて、
九月の休日の午後は過ぎてゆくのです。

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今日の「外交官の家」。

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明治43年に渋谷南平台に建てられたものの移築の外壁にも晩夏の陽射しが降りている。

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元町ではハマノミソラのダンディ足立氏とバッタリ!!

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関東でポピュラーなヤマトシジミも助手席で羽を休めて・・。

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小庭のゴーヤはようやく大きくなりはじめたのに、
季節は秋に向かってステアリングを切りはじめた休日の午後です。
Posted by ひげ at 13:38│Comments(0)
│横濱
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