2013年12月02日

「My Christmas Song♪」

  







「My Christmas Song♪」










晴れの続いた週末が明けたと思ったら



いきなりの師走。もう12月に入ってしまいましたね。



今年も、もうあとひと月ですか。



今月はいつもの倍も、出版予定があるので



走るどころか飛びまくらないと



仕事がこなせないかもしれません。汗



まあ、お仕事の話は脇に置いて、



街はもう何処もクリスマス色に染まっています。



これからの約三週間は



何処も彼処もクリスマスの景色一色ですね。



そこで私も先週末に山手の「TOYS CLUB」に行ってきました。



http://www.toysclub.co.jp/shop/toysclub.html



ここはご存知の方も多い、



年代モノのブリキの玩具の展示と販売で有名な所です。



でもね、私が好きなのはその左奥にある小さなお店。



クリスマスグッズを一年中、



たくさん並べているお店「Christmas Toys」なのです。



http://www.toysclub.co.jp/shop/xmastoys.html



お車で行くときには目印でもあります赤いコブラと



白いサンダーバードの入る車庫前に



二台ほど駐車できるスペースがあります。



私はいつもここに停めます。



お店の入り口には朽ちたタイプ2、



所謂、指で押せば穴の開きそうなワーゲンバスが展示されていて、



お店のドアを開ければ圧倒的な数の



クリスマスグッズが並べられています。



何度訪ねても童心に帰るような感覚に心がつかまれますから、



初めて訪れたらきっと圧巻でしょうね。



子供も大人もクリスマス好きにはたまらない空間です。



私が子供の頃、



実家の庭にモミの木が植えられていて



クリスマスのときだけ掘り起こして



大切に大鉢に移して洋間に置き、



家族皆で飾りつけをするのが



我が家流のいつものクリスマスでした。



昔の「鉄の針」を落としたレコードから流れる



アチラ物のメロウなクリスマスソングに耳を傾け、



キラキラといろいろな色に輝く飾りたちに



私の幼い子供心はとても弾みました。



部屋の明かりをすべて消して、



当時の素朴な電飾のタドタドしい瞬きや



暖かい部屋に広がる甘いケーキの匂い・・・。



そんなモノたちに包まれて



私はいつまでも、いつまでも魅入るようにツリーを眺めていました。



当時は今ほど派手な飾りや電飾ではありませんでしたが、



むしろ、あの頃の記憶の世界の方が



幸せというものを噛み締めていたように思います。



飾りつけを仕舞っておいた箱を



その年はじめて開けるのもワクワクしましたね。



近くにあります現在は大手スーパーのサミットがある場所には



その頃、「百万弗(ドル)」という映画館があり、



当時まだ全盛期でありましたウォルト・ディズニーのアニメ



ピーターパンなども掛かっていました。







まだ日本が貧しいあの時代は周りを見渡しても



どの家も同じような素朴でシンプルな感じで楽しんでいたようですが、



でも穏やかな満足感だけは今以上に味わっていたかもしれません。







最近の私はクリスマスカードを会社のデスクに立てかけたり



小さなサンタを置いたりする程度ですが、



そんな小さなものを呼び水にして



想像を広げ記憶の糸を辿りながら「ふっ」と仕事の手を止めると



頭の中でリフレインする当時のクリスマスソングが、



あの頃のあたたかくささやかな幸せを



私の元に連れてきてくれるような気がするのです。












「My Christmas Song♪」

















「My Christmas Song♪」















「My Christmas Song♪」
















「My Christmas Song♪」
















「My Christmas Song♪」















「My Christmas Song♪」















「My Christmas Song♪」














「My Christmas Song♪」








 
 
 
 



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Posted by ひげ at 20:09│Comments(6)横濱
この記事へのコメント
おはようございます。

出版予定?出版系のお仕事されているのですね
機会あれば、その辺のお話も聞きたいところです(^^)

クリスマスグッズを一年中って凄いですね
貴重なお店だと思います

ワーゲンバスが絵になりますね~
雰囲気満点そうなので行ってみたいですね(^^)
Posted by K-TANAKA at 2013年12月03日 07:34
K-TANAKAさん、こんばんは。
私にとって今夜は冷え込みがキツイ横濱です。

出版のお仕事は、私が生きていくための仕事です。
経済が絡みますと必然的に感性に抑制が働きますから、
私は割り切っているつもりです・・・。
どちらかというと私はアート系が志望なので・・・。笑

>クリスマスグッズを一年中って凄いですね
>貴重なお店だと思います

ですよね!! ホント稀有なお店です。
ふっと思い立てば、いつでも訪ねることができるということは
とっても恵まれていると思っています。

あの象徴的なタイプ2.
ワーゲンバスはひとつの時代イメージを残していると思います。

もし、ワーゲンバスが存在しなかったら・・・。
ほら、その存在の意味が明確にわかると思います。
Posted by ひげひげ at 2013年12月03日 20:59
情景が浮かんでくるような文章に引きこまれましたよ~
お部屋の中は、本物のもみの木と・・・・
甘い香りと・・暖かな空気と・・
みんなの笑顔と.・・・
いいねぇ・・すごくいいねぇ・・

私もオーナメントを飾る時が、すごくスキ。

そして、ここのお店すごくステキだね~
ちょうどクリスマスの時期だし・・
ロビークンにも会いたいし~
わたしも、行って見たいなぁ~って思いました。
Posted by at 2013年12月05日 15:46
都さん、こんばんは。

子供の頃の記憶って、大人になっても
齢を重ねれば重ねるほど、思い出します。

そして、オーナメントを作ったり
モミの木を飾りつけたり、
「その工程」自体が、幼い心に何かを刻みます。

だから、子供たちには、若い人たちには、
できるだけ良い思いを味わい・刻んでもらいたいですね。

きっとそれは、その子が将来大きくなったときに
とても大切な思いとして振り返ることがあるはず・・・。

そんな思いを継承していってもらいたいですね。

>そして、ここのお店すごくステキだね~
>ちょうどクリスマスの時期だし・・
>ロビークンにも会いたいし~
>わたしも、行って見たいなぁ~って思いました。

でしょ!でしょ!!

是非、行ってみてくださいませぇ♪♪
Posted by ひげひげ at 2013年12月05日 21:11
行って来ました~
とっても楽しかったです~
教えてくださって、ありがとうございます~

画像は、私の場合・・毎度のことながら
あれ・・あらら・・あれれ(汗)・・な、
そんな感じなのしか撮れませんが(笑)

私も、ひげさんみたいに綺麗に撮れるといいけど~
これは、センスが大きいので
まぁ~しゃーないですね(笑)

ありがとーでした~
Posted by at 2013年12月08日 23:13
都さん、こんばんは♪♪

行って来ましたかぁ♪
あのお店の「おもちゃ箱」の雰囲気、すごいですよねっ!!
ホント、あのお店は童心に返る気がいたします。

あの界隈には洋館も多くて、
これからの時期にはいろいろなイベントがあるようですょ。


お気に入り頂いて良かったですぅ♪♪
Posted by ひげひげ at 2013年12月09日 21:03
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