2013年07月21日
夕暮れのカブリオレ
久しぶりの夕暮れ時のオープンラン。
日中の強い陽射しは海風がそっと運び去り
先週から関東にまで遠征していたオホーツク高気圧の影響か
空は高く、秋を思わせる雲が浮かんでいた。
昨日封切りの「風立ちぬ」の描写も素晴らしかったけれど
いま、目の前に広がる空も素晴らしく美しい。
午睡後に外出してよかった・・・。
見上げなければ気づかない空の下。
赤煉瓦でのイベントを脇に見て
昨晩の愉しいひと時を思い出しながら
野毛の旧バラ荘の前もスイッと流して
夕暮れのオープンランは終わったのでした。

山手の十番館前、外人墓地越しの横濱の夕空が懐かしさを誘います。

夕刻の景色は、今も昔も変わらず横濱の空を彩っていたのでしょう。

自宅隣の「からっぽの木」にも夕闇は忍び寄ってきて、今日の帳を下ろしてゆくのです。

ポール・ヴァレリー「海辺の墓地」の一節
『Le vent se lève, il faut tenter de vivre』に思いを馳せて・・・。
Posted by ひげ at 20:00│Comments(0)
│横濱
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