2008年05月21日
朧月夜の「からっぽの木」
朧月夜(おぼろづきよ)
菜の花畠に 入り日薄れ
見わたす山の端 霞ふかし
春風そよふく 空を見れば
夕月かかりて 匂い淡し
里わの火影も 森の色も
田中の小路を たどる人も
蛙の鳴くねも かねの音も
さながら霞める 朧月夜
[ 高野辰之作詞・岡野貞一作曲/文部省唱歌 ]
*************************************************
春の嵐の過ぎた今夜の「からっぽの木」。
丸い月が上がると薄い雲が流れ
「からっぽの木」の枝先が夜の風が揺れ
春の夜が更けてゆきます。
ほんの三ヶ月前までは雪の積もる景色でしたが、
いまは丁度良い夜の気温の中で
「からっぽの木」は芽吹きを濃くしています。
この心馴染む季節の夜景は
いつまで観ていても飽きることを知らないのです。



●よろしければ壁紙にご利用ください。
http://fujihige.dyndns.org/2008NEW/20080520_A.jpg
Posted by ひげ at 00:01│Comments(0)
│からっぽの木