2008年02月04日

ブルーグレー・ラヴ

ブルーグレーに暮れていく私の一番好きな時間。幼い頃、父親の故郷に帰るときに車窓から観えたあの空気感。流れる景色、雪原に点在する家々が田畑と防風林の中に隠れるようにおかれている。そんな夕闇は蒼く蒼く暮れてゆきました。時折わずかに小さく橙色が目に映るのは夕餉の灯かりでしょうか・・・。大自然という中での人の営みの小ささ・か弱さが子供心に深い心象を刻んだあの頃・・・。

明るく・派手で目立つことに拘り過ぎるこの時代。この週末に空から降りてきた雪たちは素朴で懐かしいヴェールで人の欲を覆い隠して、昔は誰でもが身近に見つめていたこんな柔らかい景色を再現してくれました。そしてとても心が癒される夕暮れを「からっぽの木」の景色に得ることができたのです。
2008.2.3夕刻


ブルーグレー・ラヴ



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