2012年04月03日

『 咲く前に 散るな今年の 桜花 』








今朝・・・、


「 咲く前に 散るな今年の 遅桜 」としました


mixiでの「つぶやき」の一句。


浅考の後に、このブログでは、


『 咲く前に 散るな今年の 桜花 』


と訂正いたします。





今夜の関東は大暴風雨の警報、


特に、強い風による被害が心配されています。





やっと咲きはじめた桜の花。


ブログ画像の一枚目は、


大岡川プロムナードの桜の古木の幹に芽生えた


小さな桜の蕾です。


http://times.grats.jp/sakura/s-kanagawa03.htm






季節は丁度、初々しい社会人の出社の頃・・。


私の勤める会社にも数名の新人が


昨日から仕事をはじめました。




上記の句の二つ目の意は、


そんなフレッシュな社会人に対しての気持ちでもあります。





そして、三つ目。


「桜花」は「さくらばな」と、言葉数として読みますが、


一方で句としては字足らずの「おうか」とも読みます。


この読みで思い出すのは


私の親たちから聞いたお話。


昔、私の親や祖父・祖母の時代


あの戦争の時代、


最後の時期に


横濱は大空襲を受けて焦土と化しました。


戦争劣勢の時代にこの国が考え出した苦肉の手法・・。


http://ja.wikipedia.org/wiki/%E6%A1%9C%E8%8A%B1_(%E8%88%AA%E7%A9%BA%E6%A9%9F)


「桜花(おうか)」はそんな読みでもあり


「散るな」という趣意で重なるのです。






さて、私の個人的な「解釈」はさておきまして(汗)、


今日は会社で自主帰宅指示がでました。


それは気象庁からの臨時の記者会見により


関東の大手会社の動きに合わせた感も強いのですが・・。










そして、


こんな気象の情報ならば


私たちは「とてもわかりやすい」のですが、


昨年来の「放射性物質」の事に目を向けたときに、


どの話を信じて良いのか迷いに迷う今日この頃です。





プロであるはずの「専門家も迷う」からこそ


いろいろな意見が噴出して


解決も見えなく過ぎた時間は


早くももう、一年を越えています。


同時に現場での永く続く作業従事の方達は


まるで「桜花」のよう・・・。


それひとつを見ても事の問題性と


かつて誰も経験したことのない「重大性」が垣間見える・・。




私たちは今回のことを


なかなか深くはまだ理解できませんが、


未解決の放射性物質の問題は


まだまだ先の見えない重大な状況である・・と、


それだけはわかると思うのです。











『 咲く前に 散るな今年の 桜花 』



http://fujihige.dyndns.org/2012NEW/20120403_000.jpg
















『 咲く前に 散るな今年の 桜花 』


やっと、開きはじめてくれました。

http://fujihige.dyndns.org/2012NEW/20120403_001.jpg











 
 
 
  



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Posted by ひげ at 15:30│Comments(0)横濱
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