2014年09月09日

ウスバキトンボ













「  茜 さ す  」



   
『 茜さす 紫野行き標野行き 野守は見ずや 君が袖振る 』 額田王 万葉集 第一巻


【原文: 茜草指 武良前野逝 標野行 野守者不見哉 君之袖布流】








風が涼しくなり


空に雲が高い頃、


ちょっとした広場や公園


そして丘や水田などに


少し黄色味のトンボの群れを見かけることが多いですね。


成虫はお盆の頃から見られ、


地方によっては「盆トンボ」・「精霊トンボ」などとも呼ばれて


先祖の使いだから捕ってはいけないという地域もあるそうです。





このトンボ、実は「赤トンボ」の総称で人に呼ばれることが多いですが、


赤トンボではなく「ウスバキトンボ」というトンボです。


本来の赤トンボと呼ばれる属は


日本には約20種ほど、


アキアカネ(秋茜)などに代表されるように


身体がもっと赤く、


少し小型のトンボなのです。






「ウスバキトンボ」はあまりにポピュラーに見かけるので


赤トンボと誤解している人も多いようです。


このウスバキトンボの生態はまだ良くわからない部分もあるそうで


日本では越冬できない温帯型のトンボで、


九州の方から世代交代を繰り返しながら北上して


北海道にまで渡るそうですが、


冬の寒さを越すことができずに成虫も幼虫・卵も


冬には死滅してしまうそうです。






南方系の魚たちが黒潮の乗って北上して


三浦半島の海岸ではチョウチョウウオもよく見かけますが


これも冬を越せずに死んでしまうので「死滅回遊」と呼ばれています。






さて、このウスバキトンボ、


そろそろ関東では見かけるような季節となっています。


毎年、清水ヶ丘公園の丘の上にも群れが来て


季節の移り変わりを私たちに告げるように、


たくさん飛びまわっています。











携帯の保護用にチョイスしましたのは


アルミバンパーのブルー。


本当は夏用にオーダーしたのですが、


手元に来たのが三週間以上日にちがかかりました・・・。


じっと来るのを待っていましたが、


夏はもう往ってしまいましたょぉ。汗


冬用にもう一色、ゴールドを頼もうかなぁ♪♪
















http://www.golden-vector.net/case-covers_20545.html






















赤とんぼは、「茜」とも呼んでいます。



「茜色」、本来は草木染めの色味から来ていますが



夕景の空色が茜色に染まるのを眺めるのは



子供の頃から大好きでした。



「茜雲」、こちらも同様に雲に移った夕日の色が情緒いっぱいです。



「茜さす」、これは「枕詞」です。歌の調子を整え、心を歌詠みの世界にいざないます。



夕日だけでなく朝日にも使われます。




http://www9.plala.or.jp/juken1/makurakotoba.htm


http://www6.airnet.ne.jp/manyo/main/makura/akane.html


http://www1.kcn.ne.jp/~uehiro08/contents/parts/105_02.htm






















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