2009年06月20日
『からっぽの木』に緊急工事!!
梅雨の晴れ間の土曜に『からっぽの木』を訪れる人達も多いかと思いますが、
現在「からっぽの木」の周りは立ち入り禁止です。
根元に前回の改修工事の時に芝生を植えたのですが、
木が弱ってきているのか、現在大幅に保護の手が入っております。
高台にあり、水分が不足しがちの上、
この梅雨の季節でいろいろと不具合が出てくるのに加えて、
根元を踏み固めてしまうといろいろと木が弱る原因にもなるようです。
対策としてか以下の処理がされております。
1.根元の土の掘り返しと炭などが土に入れられています。
2.木の「穴」と「裂け目」部分になんらかの保護が加えられているようで
シートに覆われております。
3.今後の立ち入りを規制するためか「柵」の基点となるようなものが
木の周囲にバミられております。
今日以降「からっぽの木」を訪れる方には上記をご伝達させていただきます。
http://fujihige.dyndns.org/2009NEW/20090620_002.jpg
http://fujihige.dyndns.org/2009NEW/20090620_003.jpg
http://fujihige.dyndns.org/2009NEW/20090620_004.jpg
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http://fujihige.dyndns.org/2009NEW/20050129_1.jpg
http://fujihige.dyndns.org/2009NEW/20050129_2.jpg
http://fujihige.dyndns.org/2009NEW/20050129_3.jpg
●↑これは、2005年1月29日の画像、公園に工事が入りむき出しの
根に盛り土をして「からっぽの木」の立ち枯れを防いでいます。
同時に隣にあるコンクリの椅子も改装中でした。
http://fujihige.dyndns.org/2009NEW/20050416_1.jpg
●↑この画像は2005年4月16日のもの、盛り土の上に「芝」が綺麗に
はられて土の流れと乾きを防いで「からっぽの木」を守ろうという体制が
整った状態です。根は完全に土に保護されております。
しかし、この甲斐もなく芝生は消えて踏み固められてしまって現在に至ります。
http://fujihige.dyndns.org/2009NEW/20090620_006.jpg
ヤボ用でこれから、ひげのお出かけ前に、
いま清水ヶ丘公園の事務所にお話を伺ってまいりました。
上記の木の保護・育成の作業は昨日行われたそうで、
やはり今回の処置は樹木医の方の見立てで
「からっぽの木」が見た目以上に弱ってきているので、
周辺に十箇所、深さ1メートルほどの肥料などを入れた「管」をさして(柵用ではない)、
木の「穴」と「裂け目」には木自体の自生作用によって『その部分』が盛り上がり、
復活するように「処置」を施したそうです。
今後、約一年強はこのような状態を続ける予定で、
木が自分の力によって「穴」や「裂け目」を塞いでくるようにするそうです・・。
ということは、次に自然の姿を観れるときは「穴」が塞がって
「からっぽの木」から、これからは「一本の木」になる・・・・、・・・・・。
但し、公園内で特別に一本だけの木に、過去から現在を含めて、
これだけ医療的な処置がなされるのは非常に珍しいことと思います。
それだけ大事にされているということなのでしょう。
Posted by ひげ at 11:30│Comments(4)
│からっぽの木
この記事へのコメント
木の補修が行われているんですね!
確かに、踏み固められた根元は痛々しいものがありました。
あの穴から向こう側の景色を覗くのが好きだったので、穴がなくなってしまうのは少し寂しい気もしますが、「自生作用による復活のための処置」ときくと、木に対する優しさが感じられて、ちょっとホッとしますね。
保護の活動も、人々に愛される存在としても、屋久島の縄文杉に負けていないですよね!?
確かに、踏み固められた根元は痛々しいものがありました。
あの穴から向こう側の景色を覗くのが好きだったので、穴がなくなってしまうのは少し寂しい気もしますが、「自生作用による復活のための処置」ときくと、木に対する優しさが感じられて、ちょっとホッとしますね。
保護の活動も、人々に愛される存在としても、屋久島の縄文杉に負けていないですよね!?
Posted by pin at 2009年06月20日 23:17
pinさん、おはようございます。
このところの梅雨空、ちょっと青空が恋しいですね。
土曜はまだ雨は落ちてきませんでしたが、
今朝は雨の音で目が覚めました。
「からっぽの木」の保護・補修は、
穴がなくなってしまうのは寂しいですが、
木が枯れてしまうのはもっと寂しい限りです。
完全にあの「からっぽ」の由来の「穴」が
無くなってしまうかはまだわかりませんが・・。
昨日は何度もここに足を運びましたが、
ほとんどここを訪ねる人は見かけませんでした。
ここでのロケも暫くは減ってしまうのかもしれませんね。
このところの梅雨空、ちょっと青空が恋しいですね。
土曜はまだ雨は落ちてきませんでしたが、
今朝は雨の音で目が覚めました。
「からっぽの木」の保護・補修は、
穴がなくなってしまうのは寂しいですが、
木が枯れてしまうのはもっと寂しい限りです。
完全にあの「からっぽ」の由来の「穴」が
無くなってしまうかはまだわかりませんが・・。
昨日は何度もここに足を運びましたが、
ほとんどここを訪ねる人は見かけませんでした。
ここでのロケも暫くは減ってしまうのかもしれませんね。
Posted by ひげ at 2009年06月21日 06:52
おはようございます♪
しとしと雨ですね~
「からっぽ」の木、治療中ですか。
痛々しい・・・
皆に愛される木ゆえ、大切にしてもらえて、
幸せなのかもしれませんね・・・
快癒を祈っております♪
しとしと雨ですね~
「からっぽ」の木、治療中ですか。
痛々しい・・・
皆に愛される木ゆえ、大切にしてもらえて、
幸せなのかもしれませんね・・・
快癒を祈っております♪
Posted by みやちゃん at 2009年06月21日 07:54
みやちゃんさん、おはようございます。
「からっぽの木」は今、ほんとうに痛々しい姿ですね。
この木の樹齢や何故こういう穴やキズが出来てしまったのかは不明です。
そして永い時間で痛んだモノは、永い時間をかけて治していかなければならないそうです。
全快を待って、じっと見守ってゆきたいと思っております。
「からっぽの木」は今、ほんとうに痛々しい姿ですね。
この木の樹齢や何故こういう穴やキズが出来てしまったのかは不明です。
そして永い時間で痛んだモノは、永い時間をかけて治していかなければならないそうです。
全快を待って、じっと見守ってゆきたいと思っております。
Posted by ひげ at 2009年06月21日 08:56
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