2013年03月30日
野毛「小半(こなから)」。
野毛の町が揺れている。
・
春の夕風がそっと海から流れて
今日の空が照度を落としだすころ
街なかに漂う心誘う「におい」が
いっそう濃くなり
ゆっくりと野毛の時間は振るえだす。
・
その街の震えに共振するように
あの路地、この路地から
ふらり、ふらりと歩みだす影たち。
・
この地に立つと
心が「ただいま」と呟くのは
野毛に浸かって半世紀を優に超えるからだけではなく
もうあまり身近にはなくなってしまった、
「懐かしい人と時間」がまだ漂っているから。
これを「野毛時間」という。
・
もし、わずか数杯の酒で気持ちよくなったなら、
それはまさに「その懐かしさ」にしたたか
酔ってしまったのかもしれない・・。
・
今宵訪ねたのは「小半」。
小半と書いて「こなから」と読みます。
それは一升の四分の一、
二合半の「そこそこ丁度良い」という意です。
実に魅力的な看板。入り口の「景色」は控えめです。
まずは名物の「シコ刺」です。
出ちゃいましたよ「鯨ベーコン」♪♪
そして「鯨刺」♪♪♪
本まぐろの盛り合わせ。頭肉・ほほ肉、ぶつ・・です♪♪♪
この日に二階席でした。
最後は「あじフライ」♪♪
甘く濃いソースに生姜がからめてあります。
もちろん「旧バラ荘」で〆ました。
Posted by ひげ at 07:08│Comments(0)
│横濱
※このブログではブログの持ち主が承認した後、コメントが反映される設定です。