2013年11月29日

「冬のボサノヴァ」





ボサノヴァの季節が夏の気だるい午後と言ったのは



誰だったのでしょうか・・・。



あるいは私の思い違いかもしれません。



いや、それは季節になぞらえて



人生を中てているのかもしれませんね。






人の一生の「夏」は、



齢の短い長いにかかわらず、



丁度、折り返し地点です。






でも、この曲想が意外に



人生が枯れ始めた頃に



また程好く、合うんだなぁ・・・。笑





Wikipeなんかで見てみると



「Bossa Nova」は新しい感覚とか書いてあるけれど



もっと肩の力を抜くことを知った



年齢的なものに共振するような感じに思えます。






たとえば、長い間走ってきて、



「よいしょっと」休憩。



汗も引いて程よい疲労感が



ふっと力を抜いたボサノヴァの感じ・・・。





もう、まったくの私見ですが、



つまらなくも、逃げられない苦労を



越えてこないと



ボサノヴァを噛み締めても



「美味しい味」が聞こえてこない・・・なんてね。笑



でも、そういう事って、あるでしょ。ね。







このところの冷え込みは、



もうあとひと月で今年が去って行くことを告げています。



だから今年、いろいろあって頑張っている人たちに



「冬のボサノヴァ」。





この秋の軽井沢、



百年文庫の女性に教えて頂いた一枚。



このCD「JOAO GILBERTO Joao voz e violao」が今、



囁くように部屋に流れて



さり気無く、週末の時間を潤しているのです。



















■「JOAO GILBERTO Joao voz e violao」

http://www.amazon.co.jp/JOAO-VOZ-VIOLAO-Joao-Gilberto/dp/B00004KDC0


■こちらで視聴ができます。

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Posted by ひげ at 22:45Comments(0)ボサノヴァ

2013年11月29日

朝(あした)。


















十一月を終える太陽が低い位置から



白色の光を静かに放射している。



朝の陽射しは枝先の色葉を明るく透けさせ



その向こうには色を抜かれた街並みが薄ぼんやりと見える。



山茶花の蜜を求めてメジロが数羽鳴き合い、



遠く電車の走る音が空気の揺らぎと共に聞こえてくる。



いつもと変わらない朝の景色だけれど、



金曜の早朝はいつもより足取りも軽く



228段を下ってゆく。



今日も穏やかな一日でありますようにと、



声に出さずに祈りながら・・・。
































次の、朝(あした)には、



新しい何かが見つかるはずです。



きっと・・・。





 
 
 
 
 
  
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Posted by ひげ at 21:31Comments(0)横濱