2013年09月17日
「胡蝶の夢」
本州を先週末から襲った台風18号は
日曜から月曜にかけて
南から北へ抜ける強い風を吹き付けて
樹齢を重ねた木々たちの枝先の葉を千切り取り
まだ黄葉前の葉々を地面に沢山落としてしまいました。
台風の通過前に飛び回っていた赤とんぼや蝶などの昆虫たちも
その風雨でどこかに飛ばされてしまったのかもしれないと思っていたところ。
明けて火曜の朝。
カブリオレのカバーの上で
身を休めているゴマダラ蝶が一頭いました。
朝の光を浴びて疲れた身体を癒しているかのように
近づいても飛んで行こうとはしません。
そういえば、小川未明の 『月夜とめがね』に出てくる「胡蝶」の話。
子供の頃、なかなか好きだったなぁ。
この朝の気温、横濱では20度を少し上回ったところで
低い湿度の風が
このところ微熱ぎみである
出勤前の身体を気持ちよく包んでくれます。
そう、季節はもう秋です。
ゴマダラチョウの幼虫の食樹は「からっぽの木」と同じエノキの葉です。
ゴマダラチョウは国蝶のオオムラサキと近い種類です。
また本日も手元に置きたい本が六冊・・・。
ま、読書の秋ですからね・・・。笑