2013年07月06日

「風立ちぬ」

















「風立ちぬ」といえば堀辰雄の小説を思い出す人も多いでしょう。


私も中学の頃に母の蔵書の中から壇一雄の「リツ子」の二冊や、


堀辰雄などを読み耽ったものです。


当時の文庫は、いわゆる旧仮名遣い(歴史的仮名遣)で


とても読み辛かったのですが、


その純文学の世界に引き込まれるように頁を捲ったのが


現在のわたしの本好きに繋がっているのだと思います。





さて、今回は堀辰雄の「風立ちぬ」のお話ではなくて同名の、


この夏、7月に封切られる宮崎駿のジブリ映画「風立ちぬ」のお話です。


この映画は日本で戦時中に開発されました


戦争初期に世界の基準を超えていた名戦闘機「零戦」の開発と恋の物語、


宮崎駿の世界です。





戦後生まれで当時の惨劇を幸いに知らないわたし。


戦争そのものを美化する気持ちは毛頭ありませんが、


世界基準を超えた飛行機を自分たちで作り上げるという


高い志には心も震えます。


また別のお話ですが、


その零戦の物語を小説として書き上げた百田尚樹「永遠の0」も読みました。




戦時という過酷な状況の中で揺れ動く心を


現代の人間の視点で綴られたこの本もまた、


年度のミリオンヒットを記録したそうです。








●『永遠の0』百田尚樹
http://ja.wikipedia.org/wiki/%E6%B0%B8%E9%81%A0%E3%81%AE0





「忙しい」とは心を亡くすと書き、


「忘れる」とは同じように亡くす心と綴ります。


わたしたちは知るべきことを知らずして


知る必要もないことがらばかりに気を病んでいます。


ずっと不動と思っていた足元すらも揺れ動かされる昨今の世の中、


いろいろな意味で今の社会に必要とされつつある課題ではないでしょうか。





そんな混沌とした自分の揺れ動く毎日に


一度、足を止め視点を変えて考えるのも良いかもしれない。


そんなキッカケとして・・・、


いやいや、毎作劇場で観ていますジブリの映画ですから、


いまから7月20日の封切りを楽しみにしているのです。













●スタジオジブリ公式「風立ちぬ」(堀越二郎と堀辰雄に敬意を込めて。)

http://kazetachinu.jp/







●青空文庫

http://www.aozora.gr.jp/

●堀辰雄の「風立ちぬ」

http://www.aozora.gr.jp/cards/001030/files/4803_14204.html











●「大空のサムライ」坂井 三郎

http://ja.wikipedia.org/wiki/%E5%A4%A7%E7%A9%BA%E3%81%AE%E3%82%B5%E3%83%A0%E3%83%A9%E3%82%A4




 
 
 






●「祖父たちの零戦」神立 尚紀

http://book.akahoshitakuya.com/b/4062163020


 








 

●「堀越二郎と零戦」学研パブリッシング

http://hon.gakken.jp/magazine/2709678083



 
 
 
 
  
 
 
    
 
 




 
 
 
 
  



 
  
 
 
  


Posted by ひげ at 08:25Comments(0)映画

2013年07月06日

わたしの「ブログの綴り方」その3







さて「その3」はブログに貼る画像についてです。

個人のブログの場合は基本的に自分が撮影したものを使用しますが、

公式に広く発表になったものは常識の範囲内で利用させていただくことも時としてあります。

その場合は、必ず出典先やURLを明記して基本的に紹介という姿勢を貫きます。



また、自分が撮影した画像であっても全て使えるわけではありません。

お店内全体やディスプレィの陳列物、価格が表示されているもの、

また、人のお顔などにも肖像権がありますから注意が必要です。

基本的には著作権・肖像権・無断転載・引用などに注意が必要です。



わたしは撮影前に出来る限り「自分の個人的ブログに使用するために

撮影の許可」を取るように心がけています。



また、事故・事件に遭遇した場合など人のご不幸な場合には撮影すら行ないません。

常に逆の立場で考えるように努めているつもりです。

例外として現場の保存や証拠となるための撮影は事件などの解決の糸口として

撮影だけはすることがあるかもしれませんが、

幸いにもいまのところはそこまでのシーンに遭遇したことはありませんが・・・。




さて、幾つもの制約があるかもしれませんが、

上記にさえ注意していれば、

あとは気楽に自分の興味あるものや綺麗なもの、

気持ちが冴え冴えとしたり、気分の良くなるもの、

そして懐かしいものなどの画像を沢山撮影します。

多いときは数百カットを超えます。



その中からブログで使えそうなものを選び

フォトショCS6で若干の手直しを入れます。

たとえばこのブログにはバランスを考えて

上限の左右最大350pixlにトリミング・縮小して、

複数枚でしたら「組み写真」の要領で選定し順番を決めます。


ではどのような画像をどんな基準で選んでいるかと申しますと、

わたしの場合は最初に「書く内容」と「画像」のイメージを

なるべく同じ意味づけの繋がりを考える・・・

ということ以外にはあまり気を遣っていません。

文章の足りないところを画像が補い、

画像が文章の導くような感じ・・・かな。笑

あまり風呂敷を広げるつもりもありませんから、

所詮、そんなところで自身が作りながら愉しんでいるのです。












以下は手を入れる前のもの。

-------------------------------------------------------------------------------



「風立ちぬ」といえば堀辰雄の小説を思い出す人も多いでしょう。
私も中学の頃に母の蔵書の中から壇一雄の「律子」シリーズや
堀辰雄を読みふけったものです。
当時の文庫は、いわゆる旧仮名遣いで
とても読み辛かったのですが、
その純文学の世界に引き込まれるように頁を捲ったのが
現在のわたしの文学好きに繋がっているのです。

さて、今回は堀辰雄のお話ではなくて、
この夏、7月に封切られる宮崎駿のジブリ映画「風立ちぬ」のお話です。
この映画は日本の戦時中に開発された
当時の世界基準を超えた戦闘機「零戦」の開発と恋の物語です。


戦後生まれで当時の惨劇を幸いに知らないわたし。
戦争そのものを美化する気持ちは毛頭ありませんが、
世界基準を超えた飛行機を自分たちで作り上げるという
高い志には心が震えます。
そしてその零戦の物語を小説として書き上げた「永遠の0」を読みました。
戦時という過酷な状況の中で揺れ動く心を
現代の人間の視点で綴られたこの本もまた、
年度のベストセラーを記録したそうです。

ずっと不動と思っていた足元すらも揺れ動かされる昨今、
実にタイムリーな話題ではないでしょうか。

「忙しい」とは心を亡くすと書き、
「忘れる」とは同じように亡くす心と綴ります。
わたしたちは知るべきことを知らずして
知る必要もないことがらばかりに気を病んでいます。

そんな混沌とした自分の毎日に
一度、足を止め視点を変えて考えるのにも、
いや、何よりもジブリの映画ですから、
期待しちゃって7月の封切りを楽しみにしているのです。



-----------------------------------------------------------------
 
  


Posted by ひげ at 07:45Comments(0)ブログについて