2012年06月30日
Nikon COOLPIX P300(心象)
ゆっくりと家路につくとき
私は空を見上げながら歩いています。
一日の終わりに照度を落としてゆく空。
それは夜の始まりでもあるのだけれど、
深く澄んだ空とは対照的に
地にあるものは次第にその姿を漆黒に染めてゆく。
その対象的なシルエットが
静かに夕空を縁取ってゆく。
見たまま、
受け取ったまま、
思ったままを、
既に旧型となってしまった「Nikon COOLPIX P300」で
写し取ってみました。
http://fujihige.dyndns.org/2012NEW/20120625_001.jpg
京急の高架と周りの建物に切り取られた「夕空」。
そんな空に電線がはしり生活感を醸し出します。
硬い陰影の建物に木々のシルエットは心あたたかい。
蛍光灯の灯かりが「ほっ」とした心持ちを呼び覚まします。
http://fujihige.dyndns.org/2012NEW/20120625_009.jpg