2011年01月30日
葉山『縁側(engawa)』にて
葉山では古民家に手を入れ
「穏やかな時間」を提供している場所があります。
それは葉山のカフェ・レストラン『縁側(engawa)』。
葉山の御用邸近く、
しおさい公園の斜め向かいにあるお店です。
このお店『縁側』では普段の営業は月曜から金曜ですが、
月に一度「engawa sabo」と称して
日曜に営業をしています。
http://www.engawa-hayama.com/
今日、ふと思い立ちまして葉山に向かいました。
cafe「縁側」に灯りが点っていたので
トニー氏宅に向かいながらビーカブのオープンラン中に
早々に携帯で予約を・・・。
そういえば、いつも停める駐車場のおやっさんが立ち上がって
こちらを見ていましたね。
この古民家は以前、皇室の侍医だった方が過ごされた日本家屋を
改装して開いたお店とのお話もあるようです。
手入れの行き届いた建物の引き戸を開けて、
歴史と齢を重ねた部屋に入れば、
古い硝子窓には訪れる冬の陽射しが、
細かい格子の障子にもその光りを柔らかく届けている・・。
室内では裸電球の灯りも暖かに光り、
静かな「葉山時間」は流れてゆくのです。
さて、今日はランチ・メニューの「縁側」で
「地野菜を楽しむ生姜粥」と
「野菜のスープと自家製パンに蕪のポタージュ」をオーダー。
最近、いろいろと健康について考えおります
「地産地消」という自身の身体に優しく、
そして消化の良い料理。
そんな味わいを薄くジャズの流れる古民家の部屋で
味わうことができました。
ある意味これはトニー氏達と提唱しようとしている
『湘南プロヴァンス』のワンシーンでもあるのではないかと・・。
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奥から「自家製のピクルス、秋刀魚のコンフェ、林檎のコンポート生ハム巻き」。
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「旬野菜のせいろ蒸し」。
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「地野菜の生姜粥」。
季節メニュー「蕪のポタージュ」。
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デザートは夏みかんのババロアと洋梨のタルト。
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湘南国際村のベラビスタからの眺望は富士山も望めて・・、
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ダイナミックな相模湾の景色も眩い。
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意外にも富士山の積雪は少なめに見えましたが、
帰りには小雪が舞っていました。ブルブル
最近九州方面で火山活動が活発化しておりますが、
富士山周辺でも地熱が上っているのか、ちょっと心配です。
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そして帰宅後の「からっぽの木」。
バックの空は雪雲です。
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そんなまだまだ凍てつく空気の中、
部屋前の枝先には季節を巡る鳥、
「シメ」が枝先の芽を食べていました。
この鳥はアカハラです。
嗚呼、長いレンズが欲しい・・・。
そしてキツツキのコゲラも。
残念ながら猛禽のハヤブサ(もしくはサシバ)は
撮影時のフォーカスが合わず画像に出来ませんでした。
こちらはハクセキレイ。
そしてこの季節、シベリアから渡ってくるツグミ。
私たちの気づかない、
何気なく身近なところにも自然と季節は巡っているのです。