2008年08月18日

遠き山に日は落ちて




「遠き山に日は落ちて」

堀内敬三作詞・ドボルザーク作曲「新世界から」


遠き山に 日は落ちて

星は空を ちりばめぬ

きょうのわざを なし終えて

心軽く 安らえば

風は涼し この夕べ

いざや 楽しき まどいせん

まどいせん


やみに燃えし かがり火は

炎(ほのお)今は 鎮(しず)まりて

眠れ安く いこえよと

さそうごとく 消えゆけば

安き御手(みて)に 守られて

いざや 楽しき 夢を見ん

夢を見ん





このジオラマのスイッチを入れると

「遠き山に日は落ちて」の曲が優しく流れてきます。

画像のジオラマは山田卓司の「昭和の光 帰り道」。


2003年当時、入院中の母の退院後に枕もとに置いてあげようと購入したもの。

退院は叶いませんでしたが、今日久しぶりにスイッチを入れると

外灯のあかりが点り、秋を予感させる午後の部屋を淡く照らしてくれました。


 
 





『昭和の光』

山田卓司造形・総合監修

「帰り道」

家族のぬくもり

父の久しぶりの休日、

みんなでデパートに出かけた。

その帰り道。

あたりはすっかり暗く、

街路灯もほのかに光を放つ。

遠くから夕暮れを告げる

「遠き山に日は落ちて」の曲が聞こえてくる・・・

(レース説明より一部書換え)

http://retro-club.com/showanohikari.html

http://www.rakuten.co.jp/toysaihon/692642/1878570/





 
 






さて、本日は秋の訪れを告げるような涼しい一日でした。

早朝の「からっぽの木」の散策のあと、

部屋と玄関を網戸だけにすると爽やかな風が部屋を通り抜けてゆきます。

部屋の灯かりやPC・TVを全て消しすと蝉時雨が流れてきて・・・。

午後のまどろみには最適でした。休日はこうでなくちゃ!!笑


何もしない、何もせずに周りの「音」や「空気」に身をゆったり浸して

自然を静かに受身で味わうことの幸せ、

この素朴な贅沢をもっともっと味わいたい・・・・。










 

  


Posted by ひげ at 00:01Comments(4)休日