2008年08月14日

『横濱物語』





漠然と横濱に住み暮らす人たちや、

振り返れば横濱に思い出のある人たち、

ほんのわずかな時間、横濱での記憶を大切にしている人、

それぞれの人の数だけ各々『横濱物語』を抱いている・・・。

本件は「書籍」にお話を絞ってのことです。


横濱はドラマや映画の舞台となることがとても多いですが、

その原作は実は小説からということが多いのです。

ネットや某ブック・データベースで検索するとその数の多さに驚きます。

それは幾年月を隔てたものもあればつい先日刊行された本まで・・・、

それらをひとつの『横濱物語』として読み・浮遊するのもよいかもしれません。


忙しい通勤の合間や体調を崩したりして、

只、病室や寝室の天井を見つめるだけのとき・・・、

幾つかの機会を得て横濱が舞台の本を開くとき、

『横濱物語』は、私達の心を濱の街角に誘ってくれるに違い在りません。


将来的には「横濱」をテーマとした

データベースの構築にも一助となる可能性もあります。



さてさて、暑さにヤラレた能書きは脇に置きまして、

まず、一冊目はこちらでございます。











し、失礼致しました。

上記はフォトラバ用に手を加えた架空の一冊。笑

 



ご紹介の一冊はこちらでございます。

第52回日本推理作家協会賞受賞の作家、

『ヨコハマベイ・ブルース』 香納諒一著 光文社文庫。

所謂、伊勢佐木町や黄金町などを舞台としたハードボイルドな一冊です。

金になることは何でもやる、元凄腕の興行師と

元刑事が組んで、万のトラブルを巡り

横濱を舞台にタフに駆け抜ける物語です。














 
 
 
 
 
 
 






  


Posted by ひげ at 23:33Comments(2)横濱